
【写真】『ひゃくえむ。』場面写真
魚豊による同名の漫画連載デビュー作をアニメ化する本作は、陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描く。
声の出演は、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太が演じる。監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米アニー賞ノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける岩井澤健治。
「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、世界最大規模のアニメーション映画祭。本作が選出された「アヌシー・プレゼンツ部門」は、世界の意欲的な作品を幅広い観客に届けることを目的に2024年から新設された部門だ。岩井澤監督作品の同映画祭選出は、2020年に長編部門 最優秀オリジナル音楽賞を受賞した『音楽』、そして昨年『ひゃくえむ。』が選出された、世界中から選ばれた制作進行中のアニメーション作品について制作者自らが紹介するプログラム「Work in Progress部門」を経て、3度目となる。
岩井澤監督は「大変光栄に思います。今作は優秀なスタッフと共に自分達が今できる全力のアニメーション表現をたっぷり詰め込んでいますので、6月にアヌシーの皆さんに『ひゃくえむ。』を観ていただけることを楽しみにしています」と、選出の喜びと1年越しに本編を世界の観客に届ける意気込みを語る。
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【岩井澤健治監督 コメント全文】
この度は『ひゃくえむ。』をアヌシー国際アニメーション映画祭「アヌシー・プレゼンツ部門」に選出いただいたとのこと大変光栄に思います。今作は優秀なスタッフと共に自分達が今できる全力のアニメーション表現をたっぷり詰め込んでいますので、6月にアヌシーの皆さんに『ひゃくえむ。』を観ていただけることを楽しみにしています。