アドビは4月24日、生成AI「Adobe Firefly」の最新版を発表した。今回のアップデートに併せて、Adobe Fireflyのモバイルアプリ(Android版/iOS版)の提供も告知されている。
新バージョンでは画像生成モデルとして、従来版から大幅な改善を実現した「Image Model 4」および「Image Model 4 Ultra」の2種類を搭載している。Ultraモデルについてはプロンプトのより忠実な再現や、高精度の画像生成を実現しており、精度や品質を求めるニーズに応えた。
新バージョンでは、パートナー企業が提供するAIモデルの利用にも対応する。第1弾として、今回はOpenAIの「GPT Image generation」、Googleの「Imagen 3」「Veo2」と、Black Forest Labs「Flux」が利用可能となる。今後数カ月以内に「fal.ai」「Ideogram」「Luma」「Runway」も使えるようになる見通しだ。
さらに今回、これまでβ版として提供されてきた動画生成モデル「Firefly Video Model」が正式に実装される。β版からフォトリアリズム表現の強化やテキストのレンダリング、風景、背景効果、トランジション効果の拡充も行われている。
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この他、新たなオープンβ機能として、複数のクリエイターによる共同作業を支援するAIムードボード「Firefly ボード」が実装される。
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