120センチ水槽を4カ月かけて制作し、生体を入れた光景がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で5万2000回以上再生され、「お母さんに怒られるだろw」「傑作」と、国内外から注目が集まっています。
動画を投稿したのは、主にアクアリウムに関する動画を発信しているYouTubeチャンネル「ZEROAQUAch」。以前は2カ月かけて作り上げた120センチ水槽の立ち上げから完成までの様子を見せ、話題となりました。
今回は2024年11月から2025年3月まで、実に4カ月もの時間をかけた120センチ水槽の立ち上げから、完成までの様子を紹介します。
●120センチ水槽
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今回作る水景は、旅先で出会った絶景から得たアイデアをもとに作っていくとのこと。これから作っていく空の水槽の前に立つ投稿者さんは、ワクワクする気持ちと同時に、作り切れるのかという不安も抱えているようです。
まずは大きな水槽に、1つずつ弧を描くように石を並べていきます。土台となる石同士は接着剤を使ってしっかりと固定しながら並べ、積み重ねて……と、正解のないパズルをやっている感覚になりつつも、着実に石を積み重ねていきます
後に植える水草が育つ高さも考慮して、石を積み上げたら一区切り。石の間から出てこないよう、対策を行いながらソイルを入れていきます。
続いて庭木の剪定を行ったときに出た木を切り、水槽に並べていきます。並べた木や石は適宜接着しつつ、次は細部を作っていくようです。流木を配置したり、ソイルや石を足したりして作り込んだら、化粧用砂を入れ小石を配置していきます。
ここでレイアウトは完成、ここまでの総制作時間は約30時間という大作です。とても楽しい時間ではあったものの、水景作りにおいては1歩進んだ段階で、ここからが本番なのだといいます。
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●水槽内を整える
レイアウトの後は、フィルターの準備を行います。今回はフィルター2台体制でろ過を行いますが、ろ材については特に変わったものは使っていないそうです。
フィルターの準備が終わったら、ここまで組み上げてきた岩や枝にウィーピングモスを接着。注水しておいた水槽の水位を下げてから、水草の植栽を行います。水草を石や枝の隙間に押し込み、枝を使ってエアチューブを隠したら植栽は完了です。
続いて、水草用の肥料を水槽全体にまき、その上にソイルを追加。ソイルに枝や植物を次々と配置していき、再び注水しておきます。
数日後。まずは水位を下げ、化粧用砂の上に落ちている水草の破片などを吸い出し、ガラス面を掃除します。続いて化粧用砂にこぼれてしまったソイルや、枝の周囲に発生した白い膜のようなものを除去。さらに水草を足し、エビも入れておきます。
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●1カ月後、魚を入れると……
1カ月後、いよいよ魚を入れていきます。以前120センチ水槽にいた一部の魚を移動させ、さらにネオンテトラを100匹追加。しっかりと水合わせをしてから魚やエビを投入すると、水槽の中は一層華やかな雰囲気になりました。
続いて、水槽の完成に向け、フィルターのチューブやろ材などを洗ってから再度セット。ガラス面を掃除し、ごみを吸い出し、植物を整え、化粧用砂を足していくと……。
立ち上げから120日後。最初は空っぽだった水槽には目にも鮮やかな、とても美しい景色が広がっていました。美しく配置された石や枝には水草が生い茂り、色鮮やかな熱帯魚が泳ぐ様子は「お見事」の一言。ずっと見ていたくなる美しさです。
●「なんて美しい」「とてもすてきです!」の声
動画には国内外から「なんて美しい」「とてもすてきです!」「新しいことを学びました、ありがとう」「接着剤の神様ですね」といった称賛のコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「ZEROAQUAch」では、癒やしをもらえるアクアリウムの他、ビオトープやDIYの様子も公開中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「ZEROAQUAch」
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