
隣接する義実家に行くと、義姉が親戚にせっせとお土産を配っているところでした。

親戚たちは、東京の珍しいお土産をもらって嬉しそうです。みんなで「気が利くわね」と持ち上げるので、義姉はますます張り切ってしまいます。

近所に住む義妹は独身です。義姉と義妹はあまり接点がなく、仲が良い印象はありません。義妹は少し個性的なキャラクターですが、裏表がなく話しやすいので私は好きです。義姉は面倒だと思ったのかサラッとかわして、こちらに来ました。


私が義妹とそんな会話をするなか、義姉はまだお土産を配り続けています。
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義姉は「こういうのなかなか食べられないでしょう? 次回もよろしくね」と周りに聞こえないように言い、お土産を渡してきました。隣で義妹が「はぁ?!」と憤慨しています。

義姉の私への横柄ともとれる態度と義母や親戚に見せる柔和な表情のギャップは、イラ立ち以上に気味が悪くさえあります。義姉は私にもお土産をくれるのですが、「東京土産をもらっているんだから、保管くらいやって当たり前」という義姉の考えが透けて見えて、イラッとします。
とってつけたようなお礼ではなく、心からの「ありがとう」すら言えないものでしょうか? イラ立ちが募る状況ですが、義妹が味方になってくれそうなので、冷静になれる自分もいました。
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか
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