アメリカのトランプ大統領はロシアとウクライナの和平交渉について、「期限がある」と明言し、両国に対して速やかな合意を強く促しました。
トランプ大統領
「我々には期限があり、過ぎれば我々の態度はかなり変わるだろう。ただ、成立する可能性は非常に高いと思っている」
トランプ大統領は24日、アメリカが仲介するロシアとウクライナの和平交渉について「期限がある」と明言しました。トランプ政権は、交渉が進展しなければ仲介を断念する可能性を示していて、改めて両国に速やかな合意を強く促した形です。
トランプ大統領はSNSでも、ロシアが23日にウクライナの首都キーウに行った大規模攻撃について「不必要で、非常に悪いタイミングだ」と批判すると同時に、プーチン大統領に対して「和平取り引きを成立させよう」と呼びかけています。
また、ロイター通信によりますと、トランプ大統領が「24日に署名する」との見通しを示していた鉱物資源開発をめぐるアメリカとウクライナの協定について、ウクライナのマルチェンコ財務相は「今週、合意がまとまることはない」と話したということです。
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