負傷離脱中のディアロ [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドに所属するコートジボワール代表FWアマド・ディアロにトレーニング復帰の目処が立ったようだ。24日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
今シーズンここまで公式戦36試合に出場し9ゴール8アシストをマークしているディアロ。昨年11月のルベン・アモリム監督就任後も存在感を放っていたが、2月のトレーニング中に足首を負傷。自身の公式SNSを通じて「残念ながら、ケガのためにしばらく欠場することになった」と発信したほか、当初は今シーズンの残り試合をすべて欠場する可能性が高いと報じられていた。
しかし、そんな悲観的な予測とは裏腹に、ディアロは実戦復帰に向けたステップを着々と踏んでいるようだ。ロマーノ氏によると、ディアロは記録的な速さで回復しており、来週には全体トレーニングに合流する予定だという。未だ実戦復帰の目処は立っていないようだが、今シーズン中に再びピッチに立つことも十分考えられるだろう。
プレミアリーグでは第33節終了時点で14位に低迷しているマンチェスター・ユナイテッドだが、ヨーロッパリーグ(EL)では準決勝進出を決めており、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性を残している。タイトルがかかったシーズン最終盤でディアロが復帰となれば、チームにとっては大きな追い風だろう。
なお、アスレティック・ビルバオとのEL準決勝は、現地時間5月1日にファーストレグ、8日にセカンドレグが予定されている。