
■2025日本学生陸上競技個人選手権1日目 男子110mハードル準決勝(25日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)
男子110mハードル準決勝で順天堂大4年の阿部竜希(21)が13秒26(+0.7m)をマークし、東京世界陸上の参加標準記録(13秒27)をクリアした。
同種目は順天堂大出身の泉谷駿介(25、住友電工)と村竹ラシッド(23、JAL)が13秒04の日本記録を持っている。この日、後輩の阿部が泉谷、村竹に続いて3人目の標準記録突破者となった。
予選では13秒88の組1着で(-0.7m)で通過した阿部。準決勝(3組)は前半からスピードに乗ると、後半もさらに加速し、長身を活かしたダイナミックなハードリングで駆け抜けた。フィニッシュ後、正式タイムを確認した阿部は大きくガッツポーズをみせ、ともに走った選手たちと握手を交わした。
|
|