おでかけはスマホの事前予約で! 人気の施設・イベントは予約開始日も忘れずに

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2025年04月25日 18:01  BCN+R

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新しくオープンする施設は、入館者数に上限を設けるため事前予約制が多い
 カフェやファーストフードでは、アプリ上で注文から決済まで完了する「モバイルオーダー&ペイ」の仕組みを導入する店舗が増えています。事前にインターネットで予約し、料金を支払わないと参加できない施設やイベントも増えています。例えば、開催中の「EXPO 2025 大阪・関西万博」は来場日時予約が必須で、一部のパビリオンは事前予約(抽選/先着)や当日登録が必要です。そこで今回は、事前予約必須または事前予約推奨の企業ミュージアム・テーマパーク・プール・子ども向け公園を紹介します。

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●予約の仕組みはまちまち 予約時に原則会員登録は必須

 事前予約制のイベントでは、現地で飛び入り参加できる可能性はほとんどありません。ですので、人気が出そうなイベントの開催告知を見たらすぐに日程を調整し、予約の受け付け開始と同時に予約しましょう。

 万が一、日程重複などで参加できないと分かったら、キャンセル待ちをしている人もいるかもしれないので早めにキャンセルしましょう。

 レジャー施設やミュージアムなども、リニューアル直後や3連休など、混雑しそうな日は当該日の予約受付開始直後に予約した方が安心です。なお、キャンセルポリシーはイベントごとに異なります。有料イベントの場合、いかなる理由があっても返金されないケースもあるので予約前にしっかりと注意事項を確認しましょう。

企業ミュージアム

■ニンテンドーミュージアム(有料)

 24年10月2日にオープンした「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)は、日時指定の事前予約制(抽選)です。ニンテンドーアカウントを利用して申し込み、当選した場合にクレジットカードで代金を支払うと予約が確定します。予約申し込みは、月末を区切りに翌々月から1カ月間、受け付けています。

■森永エンゼルミュージアム MORIUM(無料)

 「森永エンゼルミュージアム MORIUM(モリウム)」(神奈川県横浜市鶴見区)は、森永製菓の歴史や創業から続く商品に込めた思いなどを紹介する企業ミュージアムです。ウェブ申し込みによる完全予約制で、鶴見工場の製造ラインの見学とセットのアテンド付きツアーとして申し込みを1カ月前から受け付けています。

公園・プール・テーマパーク他

■としまキッズパーク(無料)

 「としまキッズパーク」(東京都豊島区)は「としまみどりの防災公園(IKE・SUNPARK)」の横に20年にオープンした、障がいのある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ公園です。中央には「ミニSL(IKEDEN)」も走ります。

 運営時間は10〜16時となっており、1時間ごとの完全入替制。平日に限りキャンセル分の当日受付あるそうですが、土、日は専用の予約サイト(https://coubic.com/toshima-kidspark)からの事前予約が必要です。予約開始日は予約したい日の2週間前の10時。なお、豊島区在住者以外でも利用可能です。

■川越水上公園夏季プール(有料)

 「川越水上公園」(埼玉県川越市)内のプールは夏季のみの営業です。24年度は日時指定の事前予約制(事前販売/当日販売)で、入園チケットの現地販売はありませんでした。今年度(25年)もおそらく同様だと予想されます。

 ちなみに24年シーズンの事前/当日販売チケットの取り扱い先は、セブンイレブンと「アソビュー」のみでした。「アソビュー!」自体はブラウザでもアクセスできますが、アプリ版の方がポイントが多くたまるのでアプリでの利用がおすすめです。

■ムーミンバレーパーク(有料)

 「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)は宮沢湖一帯に広がる「メッツァ」内の有料エリアです。入園には1日中楽しめる「1デーパス」または16時以降に入園できる「ナイトパス」(湖上花火大会開催日など対象日のみ販売)が必要です。

 1デーパス/ナイトパスは予約しなくとも現地のチケットブースで購入できますが、日時や時間帯によっては混雑する日もあるので、事前に購入した方がスムーズに入園できるでしょう。また、当日券より、前日まで販売する前売券の方が400円(大人の場合)安いので、経済性の点でも事前購入するとお得です。

 さらに、5月1日の「さいたま市民の日」にちなみ、5月11日まで実施中の特別割引キャンペーンは、ムーミンバレーパーク公式オンラインチケットとなる「アソビュー!」のみの取り扱いとなり、さいたま市民に限り、通常の前売券よりさらに200円安くなります。大人は600円、子どもでも400円と、ここまで当日料金より差が出ると、事前に前売券を買うメリットは大いに感じられるでしょう。

■スタジオツアー東京(有料)

 23年6月にオープンした「ハリー・ポッター」のフィルム・メイキング(映画制作)の魅力を堪能できる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター(スタジオツアー東京)」は事前予約制で、チケットは公式ウェブサイトと正規販売代理店のみ取り扱っています。現地販売はなく、一度購入したチケットは払い戻しはできません。

■ジブリパーク(有料)

 「ジブリパーク」(愛知県長久手市)も事前予約制です。チケットは入場2カ月前の10日14時から販売し、公式チケット販売サイト「Boo-Wooチケット」からしか購入できません。なお、4月入場分からセット券(2種類)に加え、新たに1つのエリアのみ入場できるエリア券(4種類)が加わり、より気軽に楽しめるようになっています。

■サンリオピューロランド(有料)

 「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)は入園にあたり、来場予約(無料)とパスポートチケットの両方が必要です。「アソビュー!」で来場予約付きパスポートチケット(デイパスポート/アフタヌーンパスポート)を購入すると通常料金より100円引きになります。来場予約は、空きがあれば来場日当日でも取得可能で、予約なしの場合は入場できません。

■キッザニア東京/甲子園/福岡(有料)

 人気の子ども向け職業体験施設「キッザニア」も事前予約制です。ただし、空きがあれば、第1部は来場当日の12時まで、第2部は来場当日の18時まで予約可能なので、他の施設に比べ、予約のハードルは低めです。また、当日券の販売もあるそうです。なお、25年7月1日から特定の曜日・時間帯を除き、入場料は値上げされます。

■ところざわサクラタウン(有料※無料エリアもあり)

 KADOKAWAによる日本最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」の中核となる「角川武蔵野ミュージアム」の「本棚劇場」「マンガ・ラノベ図書館」などの有料エリアや企画展は、事前に時間指定のチケットを購入するとスムーズに入館できます。当日券の販売もありますが、土日・祝日はチケットカウンターが混雑し、購入までに時間がかかるため、公式サイトからの事前購入を推奨しています。

 かつてテーマパークや大型プールなどは、テレビ番組で紹介された当日や翌日に予約なしで出かけても入園・入場できるケースが大半でした。今は事前予約必須の施設が多く、その予約も前日で締め切るところも多いです。

 また、オンラインで購入したチケットは、プリントアウトではなく、手持ちのスマホの画面を提示してコードを読み取る方式が普及しています。

 最終的にスマホの画面の提示だけで入場できるなら、購入手続きからスマホで行った方がスマートでしょう。人気のスポットを訪問する際は、事前に予約の有無を確認し、予約必須なら必ずスマホで予約してからおでかけください。(ななしW)

■Profile

ななしW

ライター。ガンダムシリーズとコードギアスのファン。『ムーミン』グッズを集めている

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