
【写真】2020年、ワインスタインの陪審員候補だったジジ・ハディッド
Peopleによると、現地時間4月23日の冒頭陳述で、検察側は、2020年の裁判でも証言台に立った俳優ジェシカ・マンと元制作アシスタントのミリアム・ヘイリーに加え、新たに、モデルからセラピストに転身したカヤ・ソコラを被害者として紹介したそうだ。
彼女は16歳だった2002年に初めてワインスタインと知り合い、以来連絡を取り合っていたそうだが、2009年、ニューヨーク市内のホテルの部屋に誘い込まれ、オーラルセックスを強要されたと訴えたという。被害当時彼女は、まだ19歳だったそうだ。
ワインスタインは2017年、俳優のアシュレイ・ジャッドらが実名を出したThe New York News紙の告発記事に端を発し、80人以上の女性から性的暴行やセクハラで告発を受けたが、一貫して容疑を否認している。2020年にニューヨークで2人の女性に対する性的暴行などの罪で有罪判決を受けたが、2024年4月に判決が覆り、23年の服役を命ずる一審判決を破棄。再審が認められ、4月15日に、再審裁判の陪審員選考が始まった。
彼はまた、カリフォルニア州でも、2022年に強姦と性的暴行の罪で有罪判決を受けており、こちらの有罪判決は有効となっている。ニューヨーク州のライカーズ刑務所に収監されていたが、骨髄がんと診断されたうえ、白血病、糖尿病、冠動脈疾患、睡眠時無呼吸症など疾患を抱えていることから、裁判の間ベルビュー病院への移送を裁判所に請願。Varietyによると、これが認められ、すでに移送されたようだ。
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