公開断髪式で丸刈りになった皇治 (C)ORICON NewS inc. 今年3月に当て逃げの疑いで書類送検された皇治が25日、都内で行われた『RIZIN男祭り』(5月4日・東京ドーム)追加対戦カード発表会見に登壇し、「僕のけじめ」として公開断髪式を行って丸刈りとなった。また、対戦相手がK-1のヘビー級戦士のシナ・カリミアンと発表された。
【動画】“フェラーリ大破”皇治、決意の公開丸刈り! 皇治は2024年12月下旬の午前3時半ごろ、東京・世田谷区で高級車のフェラーリを運転中に街路樹などにぶつかり、車が大破する事故を起こしたものの、その場から立ち去った疑いが持たれている(現在は書類送検中)。
騒動以来、初の公の場となった皇治は「格闘技界、格闘技ファン、関係者、国民の皆さまに僕の軽率な行動で不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と改めて謝罪。続けて「僕は腐っても格闘家なので、戦って返すしかない。東京ドーム、自分にできることをして少しでも盛り上げたい」と参戦への思いを語った。
そして、自身が連れてきた理容師を壇上に上げると「ダサいことしてもうたんで、これは俺のけじめ。これで許してというわけではない」と前置きしてから、バリカンで頭髪を切られて丸刈りになり、反省の意思を示した。
榊原信行CEOは「普通に戦ってもみそぎにならない。最後にインパクトを残して話題になるには規格外しかなかった。K-1と相談してシナになりました。物議は醸すと思いますけどみそぎカードとしてこのカードは決定です」とこの試合の狙いを説明。
皇治と並んだカリミアンは「なぜルールを守らない。私はそんな奴は大嫌いだ。誰がルールを守るのは教えてやらないといけない、彼の頬を引っ叩いてやる」と制裁を宣言。皇治も「社長、殺す気やね」と榊原CEOの無茶振りに苦笑しつつ、「体重の重い人とも戦ってきたので、真っ向勝負しますよ」と宣言した。
最後に皇治は「真剣にリングに上がって、勝ったり負けたり不細工な生き方をしてますけど諦めずに頑張ってれば良いことがあることを見せたい。社会に申し訳ないことしたので、積極的に社会貢献していきたい」と意気込みを語り、この試合のファイトマネーをボランティアに寄付することも明かした。
VIDEO 動画を別画面で再生する