『機動戦士ガンダムエイト』完全新作連載決定 雑誌発・ガンダム作品の歴史と特徴を振り返る

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2025年04月25日 19:00  リアルサウンド

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『ガンダムエース2025年6月号 No.274』(KADOKAWA)

 雑誌『ガンダムエース』2025年6月号(4/25発売)にて、6月から完全新作『機動戦士ガンダムエイト』が開始されることが発表された。


 『機動戦士ガンダム』はテレビアニメとして始まったが、雑誌発のガンダム関連企画の歴史は長い。有名なところでは1980年代前半の『モビルスーツバリエーション(MSV)』も、プラモデルの発売と『コミックボンボン』やホビージャパンの書籍などでの記事化を両輪として展開された企画だった。また、ファンに対して大きな影響を与え、モビルスーツのデザインの流れも変化させた『ガンダム・センチネル』も、模型雑誌『モデルグラフィックス』で連載された作品だ。メディアミックスで成功した『ガンダム』シリーズには、こういったスピンオフ的な雑誌発の作品も数多い。


  今回発表された『機動戦士ガンダムエイト』は、こういった雑誌初のガンダム関連作品の系譜に連なる作品ながら、ちょっと毛色の異なる部分もあるようだ。『ガンダムエース』に掲載されている情報によれば、本作はオルタナティブシリーズであるとされている。宇宙世紀を舞台にした作品や既存作品のスピンオフではなく、本作のみで独立した作品ということになる。


  シナリオを担当するのは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』で脚本を担当した小説家の鴨志田一。漫画は『機動戦士ガンダム バトルオペレーション コード・フェアリー』の高木秀栄が担当する。主役機であるガンダムジリウスのデザインはカネコツが担当。あわせて設定画も公開された。 気になるストーリーに関しても、『ガンダムエース』の記事内で少しだけ触れられている。どうやら舞台は地球ながら、「恒歴」という新しい年号が使われている世界が描かれるよう。また、アニメ放送はなく雑誌連載のみという作品ながら、ガンダムジリウスはすでにバンダイによるプラモデル化が決定しているとのこと。5月の静岡ホビーショーでお披露目となる予定だ。


  どのような内容になるのかについてはまだ謎な部分が多いが、なかなか野心的な内容になりそうな『機動戦士ガンダムエイト』。『ガンダムエース』8月号からの連載開始を待ちたい。



このニュースに関するつぶやき

  • 「オルタナティブシリーズである」「雑誌連載のみという作品ながら(中略)プラモデル化」→それぞれはあったけど、その両方なのが毛色の異なる部分だと思う。
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