J1リーグ第12節が各地で開催 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images、 兼子愼一郎、清原茂樹、金田慎平 2025明治安田J1リーグ第12節の7試合が25日に行われた。
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の準々決勝以降がサウジアラビアで一斉開催されるスケジュールのため、横浜F・マリノスvs清水エスパルス、ヴィッセル神戸vs川崎フロンターレの2試合は今月16日に前倒しで開催。前者のゲームは清水が3−2、後者は神戸が2−1で勝利していた。
これら2試合と、翌日に予定されている柏レイソルvsアルビレックス新潟の1試合を除く計7試合は、“金J”となる25日に開催された。前節終了時点で、クラブ史上初の首位に立った京都サンガF.C.は、原大智と奥川雅也のゴールにより、横浜FCを2−1で撃破。今節を終えても、暫定首位の座を維持した。
前節の勝利により、連敗を「3」で止めた鹿島アントラーズは、ホームで名古屋グランパスと対戦。試合は54分、セットプレーから知念慶がダイビングヘッドで決勝ゴールをねじ込み、1−0で勝利。クラブレジェンドであるジーコ氏が見守るなか、ホームでJ1通算600勝を達成した。
現在、今季初の連敗中のFC町田ゼルビアは、ホームに同じく2連敗中の湘南ベルマーレを迎えた。試合はスコアレスで推移したものの、湘南は後半アディショナルタイム、敵陣でのボール奪取からカウンターへ転じると、最後は池田昌生がゴールネットを揺らす。これが決勝ゴールとなり、湘南が連敗ストップ。町田は3連敗となった。
対照的に、今季初の連勝中と勢いに乗る浦和レッズは、マテウス・サヴィオの独走から金子拓郎が加入後初ゴールを奪い、サンフレッチェ広島に1−0で勝利。連勝の数を「4」に伸ばした。広島は3連敗を喫している。
5戦未勝利の東京ヴェルディは、ホームでセレッソ大阪を1−0で下した。前節、首位から陥落したアビスパ福岡は、安藤智哉のゴールで先制したものの、後半アディショナルタイムにルカオのゴールを喰らい、ファジアーノ岡山と1−1で引き分けた。
今季3度目の「THE国立DAY」では、FC東京とG大阪が激突。試合は86分までスコアレスだったものの、自陣からドリブルで持ち運んだ俵積田晃太が衝撃の独走弾を決め、FC東京が土壇場で先制。90分には高宇洋が見事なミドルシュートを叩き込むと、後半アディショナルタイムにはオウンゴールで1点を追加。FC東京が9試合ぶりの白星を記録した。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J1第12節
▼4月16日(水)
横浜F・マリノス 2−3 清水エスパルス
ヴィッセル神戸 2−1 川崎フロンターレ
▼4月25日(金)
鹿島アントラーズ 1−0 名古屋グランパス
東京ヴェルディ 1−0 セレッソ大阪
FC町田ゼルビア 0−1 湘南ベルマーレ
京都サンガF.C. 2−1 横浜FC
アビスパ福岡 1−1 ファジアーノ岡山
浦和レッズ 1−0 サンフレッチェ広島
FC東京 3−0 ガンバ大阪
▼4月26日(土)
14:00 柏レイソル vs アルビレックス新潟
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 京都(24/+4)
2位 鹿島(22/+8)
3位 浦和(22/+4)
4位 柏(20/+4)
5位 福岡(20/+1)
6位 川崎F(18/+8)
7位 清水(18/+4)
8位 岡山(18/+3)
9位 神戸(18/+2)
10位 広島(17/+1)
11位 町田(17/0)
12位 湘南(17/−4)
13位 東京V(14/−4)
14位 G大阪(14/−7)
15位 C大阪(13/−1)
16位 FC東京(13/−2)
17位 横浜FC(12/−2)
18位 名古屋(11/−8)
19位 新潟(8/−5)
20位 横浜FM(8/−6)
■J1第13節の対戦カード
▼4月29日(火・祝)
13:05 FC東京 vs 清水
14:00 横浜FC vs 鹿島
14:00 名古屋 vs 柏
14:00 岡山 vs 東京V
14:00 広島 vs 新潟
15:00 湘南 vs 福岡
15:00 G大阪 vs 京都
15:00 C大阪 vs 町田
▼5月21日(水)
19:00 川崎F vs 浦和
19:00 横浜FM vs 神戸