5度目のアジア王者目指すアル・ヒラル、ACLE準々決勝で光州FCに7発圧勝

　AFCチャンピオンズリーグエリート準々決勝が25日に行われ、アル・ヒラル（サウジアラビア）と光州FC（韓国）が対戦した。

『ファイナルステージ』としてサウジアラビアで集中開催となる準々決勝以降。5度目のアジア王者を目指す“地元”アル・ヒラルはカリドゥ・クリバリやセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ、マルコム、アレクサンダル・ミトロヴィッチ、ルベン・ネヴェス、レナン・ロディ、ヤシン・ブヌといったヨーロッパでも実績を残している選手たちがスタメンに並んだ。一方、ACL初出場の光州は決勝トーナメント1回戦でヴィッセル神戸を退けての準々決勝進出となった。

　試合は序盤からアル・ヒラルが優勢に進め、開始6分にはコーナーキックからミリンコヴィッチ・サヴィッチが頭で合わせて先制。25分にはマルコムのアシストからマルコス・レオナルドが加点し、33分にもカウンターからサレム・アル・ドサリが得点し、前半だけでアル・ヒラルが3点のリードを獲得した。

　前半の終盤にカンセロが右ハムストリングを痛めて交代を強いられたアル・ヒラルだったが、後半に入って55分にはミトロヴィッチが決めて勝負あり。試合終盤には79分にマルコム、84分にナセル・アル・ドサリ、88分にアブドゥラ・アル・ハムダンが続々と決め、終始試合を優勢に進めたアル・ヒラルが7−0で圧勝した。

　勝利したアル・ヒラルは29日に行われる準決勝で、26日に行われるアル・アハリ（サウジアラビア）とブリーラム・ユナイテッド（タイ）の一戦の勝者と対戦する。