日本陸上競技連盟は25日、5月27〜31日のアジア選手権(韓国・クミ)日本代表を発表した。
富士通からは5人が代表入りした。
男子400メートル日本記録保持者で前回王者の佐藤拳太郎(30)は4度目の選出。同種目の中島佑気ジョセフ(23)は初の代表入りとなった。
ハードル種目では3人が選出。女子100メートル障害でパリ五輪準決勝進出の田中佑美(26)、400メートル障害で男子の井之上駿太(22)、女子の山本亜美(23)が選ばれた。
各選手が同社を通じて発表した主なコメントは以下の通り。
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◆佐藤拳太郎
「世界選手権に向けてのアジアでの前哨戦という位置づけとして捉えています。現在、日本のロングスプリンター(400m)陣はアジアでも頭一つ抜けている状態だと思いますが、それを盤石なものにするためにも、今回のアジア選手権ではしっかり勝つこと、結果を出すことが重要だと考えています。そして、その姿をアジアの舞台で見せることが私の役目だと思っています。確実に優勝することを目標に、良い記録、良いパフォーマンスができるように最大限の準備をしてレースに臨みたいと考えています」
◆中島佑気ジョセフ
「今シーズンの中で、東京開催の世界選手権に向けて、その中間地点となる重要なレースになると位置づけています。アジア選手権への出場は初めてですが、積極的にレースを組み立てて、アジアのタイトルを獲得したいと思います」
◆田中佑美
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「このアジア選手権は、東京世界選手権に向けて大切にしている大会の1つであり、順位はもちろんですが、記録にもこだわって走りたいと考えています。そして、いろいろな大会で顔を合わせてきたアジアの多くの選手たちと共に頑張れることを楽しみにしています」
◆井之上駿太
「初めて日本代表として試合に出場することになり、わくわくしています。海外の強豪選手と走るのは日本代表としては初めてなので、とても楽しみです。今年の世界選手権に出場することを見据え、アジアというカテゴリーの中で自分がどの位置に属しているのかを見極める大会になると思います。目標はもちろんメダル、優勝ですが、強い選手がたくさん出場するので、しっかりくらいついていけるようにチャレンジングな精神を持って走りたいと思います」
◆山本亜美
「2年ぶりに日本代表のユニホームを着ることができ、とてもワクワクしています。前回のアジア選手権では3位という結果でしたが、今回はそれ以上の成績を目指して挑みたいと思います。今シーズンは400mハードルのレースに出場する機会が少ないのですが、今の自分の状態をしっかり把握し、明確な目標を持ってレースに臨むことを意識しています。自分の課題と向き合い、成長につながるレースにしたいです」
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