
タイ国際航空とカンザス・モディフィケーション・センター(KMC)は、ボーイング777-300ER型機の旅客機から貨物機への改造で合弁会社を設立する。
カンザス・モディフィケーション・センターは、ボーイング777-300ER型機の貨物ドアを前方に設置する改造技術に秀でている。この改造によって重量効率が向上し、長距離貨物輸送が可能となる。東南アジアに改造技術を提供するのは初めて。
タイ政府は、タイを東南アジアの航空ハブとして位置付ける方針を示しており、整備・修理・オーバーホール(MRO)産業の強化にもつなげたい考え。改造はバンコクのドンムアン、タイ東部3県の東部経済回廊のMROセンターで行われる。