
バター製品の一部に金属線が混入した恐れ
同社の発表によると、工場製造ライン機器のベルト部品が破損し、金属線が製品に混入した可能性があることが判明した。4月15日発表時点では、健康被害は確認されていないが、安全性を最優先に自主回収を決定したとしている。回収の対象となるのは150gサイズのバター製品の一部で、「よつ葉バター 加塩」や「よつ葉 北海道バター 食塩不使用」などのよつ葉ブランドに加え、CGC、COOP、セブンプレミアム、Vマークといった他社向けOEM製品も含まれる。
同社は、賞味期限が2025年4月30日〜10月8日で、製造管理記号(賞味期限の印字箇所に記載)が「CC」から始まる製品を確認のうえ、該当する場合は工場まで着払い・クール(冷蔵)便での送付を呼び掛けている。製品代は後日返金されるそう。
よつ葉乳業は公式Webサイトにて「今後このような事故を起こさないよう、品質管理体制の一層の強化を図り、再発防止に努めていく所存です。何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。
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「これからも買います」SNSでは応援する声
今回のバター製品の自主回収に対し、SNSユーザーからは「頑張れ〜」「応援しています」「全くブレずに買い続けますよ!ご心配なく」「これからも買います」といったがコメントが寄せられた。また該当品を持つユーザーからは「確認しながらいただくのでうちは大丈夫です」「返品しません。しっかり確認しながら使います」との声も寄せられた。今のところ健康被害が報告されていないことや原因が明確に説明されたことに加え、迅速かつ誠実な対応、そして「まじめで誠実なお客様対応」という企業イメージに共感するリピーターやファンの存在が、今回の好意的な意見につながったのではないだろうか。
<参考>
よつ葉乳業 公式X
よつ葉乳業「製品回収のお詫びとお知らせ」
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)