次節出場停止となったケイン [写真]=Getty Images バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、重要な一戦を欠場することとなった。26日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
ブンデスリーガ第31節が26日に行われ、バイエルンはマインツと対戦。27分にレロイ・サネが先制点を決めると、40分にはミカエル・オリーズが追加点を挙げたほか、84分にはエリック・ダイアーがダメ押しゴールを挙げ、3−0で快勝した。
この結果、2位レヴァークーゼンがアウクスブルクに2−0で勝利したため、今節でバイエルンの優勝は決まらなかったものの、残り3試合で勝ち点「8」差となっているため、次節にも自力で2シーズンぶりのブンデスリーガ優勝が決まることとなった。
これまで3度のプレミアリーグ得点王や2018 FIFAワールドカップでのゴールデンブーツ(得点王)など数々の個人賞を受賞してきたケインだが、主要のクラブタイトルは獲得できておらず。2023年8月にはタイトル獲得を求めて下部組織から在籍したトッテナムを離れてバイエルンに移籍を果たした。しかし、2023−24シーズンはブンデスリーガ得点王には輝いたものの、リーグ連覇が「11」でストップしてしまい、タイトル獲得を再び逃していた。
そんな中で迎えた今シーズン、DFBポカールはラウンド16で敗退し、チャンピオンズリーグ(CL)も準々決勝で敗退してしまったが、ここまで29試合で24ゴール9アシストを記録して得点ランキングでトップに立つ活躍を見せているブンデスリーガでは2シーズンぶりの優勝にあと一歩に迫っている。
それでも、ケインはマインツ戦で今季5枚目となるイエローカードを受けたことで、累積により5月3日に行われるライプツィヒ戦は出場停止となり、念願のクラブタイトルを手にする瞬間をピッチ上で迎えることができない可能性が浮上してしまっているが、果たして次節にバイエルンの優勝は決まるのだろうか。
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