男子800mの日本記録保持者・落合晃が1分45秒88で初優勝!「次は参加標準記録を切りたい」【日本学生個人選手権】

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2025年04月27日 12:31  TBS NEWS DIG

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■2025 日本学生陸上競技個人選手権3日目 男子800m決勝(27日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)

陸上の学生日本一を決める日本学生個人選手権3日目。男子800m決勝が行われ、日本記録保持者の落合晃(18、駒澤大)が1分45秒88で優勝し、学生初のタイトルを獲得した。

26日の予選を1分49秒09の全体1位で突破すると、3時間後に行われた準決勝でも1分48秒17のトップで決勝進出を決めた。「いい形で800mを走れているなって感覚があったので、安心して明日の決勝に臨める」と話した落合。

この日行われた決勝では、200m過ぎでトップに立ち、400mを53秒で通過する。そのまま先頭を走り、残り100mで後続を突き放し1着でフィニッシュ。タイムは1分45秒88と、日本陸上競技連盟が定めた開催国枠エントリー設定記録を突破し、9月の東京2025世界陸上代表へ一歩前進した。

「開催国枠設定記録に届いたのは良かった。シーズン初めにしっかり勝ち切れたのは、今後に繋がるなと思います」と笑顔を見せた落合。「開催国枠には届いたので、世界陸上の(参加)標準(記録)の(1分)44秒50を次は切りたいなと思っているので、そこまで届くような準備をしっかりこれから積んでいきたい」と、口許を引き締めた。

落合は昨年6月の日本選手権を制覇すると、7月の大会で日本新記録(1分44秒80)を樹立した。今年駒澤大学に入学し、12日の金栗記念でデビュー戦に臨み、1500mで3分44秒18の自己ベストをマークした。
 

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