福岡県で鮮やかな「環水平アーク」出現 雲の中に出来る七色の虹 空を見上げてみて

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2025年04月27日 14:32  日本気象協会

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日本気象協会

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ゴールデンウィーク2日目の今日27日(日)、福岡県太宰府市で鮮やかな環水平アークが出現しました。環水平アークとは?

福岡で環水平アーク出現

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今日27日(日)13時過ぎ、福岡県太宰府市で鮮やかな環水平アークが出現しました。

「環水平アーク」とは、空の高い所に浮かぶ雲の中に見える、虹のような七色の光の帯です。(別名、「水平環」や「水平虹」と言います。)

環水平アークは、太陽の光が、上空の高い雲の粒(氷の結晶)によって折り曲げられることで発生します。(太陽光の波長の違いなどにより、太陽に近い方が暖色系の色で、太陽から遠ざかるにつれて、徐々に、寒色系の色へと変化して見えます。)

環水平アークが発生しやすい条件は、日差しがある一方で、空の高い所に雲がかかる日です。特に、太陽高度が高い春〜夏の時期、昼前後の時間帯は、環水平アークが見えやすくなります。ぜひ、空を見上げてみてはいかがでしょうか。

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