【スピードスケート】高木美帆、五輪イヤーで波に乗る オフにヨガ&サーフィンで「疲れました」

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2025年04月27日 15:34  日刊スポーツ

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高木美帆(2025年撮影)

スピードスケート女子で自身4度目となる26年ミラノ・コルティナ五輪を見据える高木美帆(30=TOKIOインカラミ)が26日、宮崎市内で2種類のアクティビティに取り組んだ。


所属する「teamGOLD(チームゴールド)」は20日から合宿に入り、自転車トレーニングなどで体力強化に励む。この日はオフで、午前にはヨガを行った。海を見ながら体をほぐし「最高なロケーションで、休みの日に朝からヨガができて、気持ちはリフレッシュできた」とスッキリした表情を見せた。


「ヨガをやっていると、左右差が分かる。左はできるけど、右はできないとか発見できたりする。スポーツに生きることもあるかな」。スピードスケートは左回りで行われるため、体のバランスにもひずみが出る。そのことを再認識し、休みながらも競技への活路を見いだした。


その後はウエットスーツに着替え、海へ。サーフィンを行った。過去にも指導を受けた経験を生かし「スケートよりバランスを取るのは難しくない」と、巧みに3度ほど波を乗りこなした。後半はバランスを崩す場面が増え、チームメートより早めに砂浜にあがり「疲れました」と笑った。


前日の練習後には「長くスピードスケートをやっている中で、どのように体を強くしながら体をコントロールしていくか、もう1回考える時が来たのかな。体を作りながら動きの修正をしたり、有意義な時間を過ごせている」と、今合宿での手応えを明かしていた。


今月上旬までは「ネガティブで、雰囲気が暗くて、弱気だった」と振り返る。ただ、現在は「内側から出てくる感情がある。踏み出すことにためらわず、貪欲に行きたい」と前を向く。五輪で7つのメダルを獲得している女王が、4度目の大会へ波に乗っていく。【飯岡大暉】

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