
■バレーボール・大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 準決勝 第3戦(27日、川崎市とどろきアリーナ)
SVリーグ初代女王、そしてリーグ3連覇がかかるNECレッドロケッツ川崎(レギュラーシーズン2位)がSAGA久光スプリングス(同3位)にセットカウント3ー0(25ー23、25ー14、25ー15)でストレート勝利し決勝進出を決めた。
準決勝第1戦で勝利も、前日の第2戦ではストレート負けを喫したNEC川崎。2戦先勝方式で1勝1敗とし迎えた勝負の第3戦。第1セットは日本代表に選出されている佐藤淑乃(23)のアタック、山田二千華(25)のブロックが決まるなどポイントを重ねた。終盤、競る展開もセットポイントから最後は山田、和田由紀子(23)のブロックで得点しこのセットを25ー23で先取した。
第2セットはロレイナ・メアリーズ・ダ・ シルバ(25)が3連続でアタックを決めるなど前半大きくリード。佐藤も果敢にアタックで攻めると7点差で先に20得点に到達した。主導権を握ったNEC川崎は佐々木遥子(23)、山内美咲(30)のサービスエースが決まるなどセットポイントとすると25点目は島村春世(33)が相手コートに落とし込み得点。このセットも制したNEC川崎はセットカウントを2ー0とした。
ここまで勢いのあるNEC川崎は第3セット、スタートから4連続得点。さらに佐藤、ロレイナが積極的にアタックを決めると突き放した。20ー10と10点差をつけ、山田のブロック、佐藤のアタックでセットポイントを奪うと最後はロレイナが決め切り勝利。
|
|
NEC川崎がストレート勝ちでSAGA久光を下し決勝進出。またこの日、他会場ではRS1位の大阪マーヴェラスがRS4位のデンソーエアリービーズをセットカウント3ー0(25ー17、25ー20、25ー12)で下し決勝へ駒を進めた。決勝は5月2日から有明アリーナで行われる。