先制点を祝う鎌田(右)[写真]=Getty Images
クリスタル・パレスに所属する日本代表MF鎌田大地が、FAカップ準決勝アストン・ヴィラ戦を振り返った。27日、クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
FAカップ準決勝が26日に行われ、クリスタル・パレスはアストン・ヴィラと対戦。前半にエベレチ・エゼのミドルシュートで先制すると、58分にイスマイラ・サールが追加点を奪取。さらに後半アディショナルタイムにはサールが試合を決定づける得点を挙げ、3−0で勝利を収めた。これにより、クリスタル・パレスは9シーズン振りの決勝進出が決定。決勝ではノッティンガム・フォレスト対マンチェスター・シティの勝者と対戦する。
鎌田はアストン・ヴィラ戦後、「加入して以来ずっと、僕はクリスタル・パレスに新しい歴史を築きたいと言い続けてきた。そして今、それが実現しようとしている」とコメント。クラブ創設から初の主要タイトル獲得へ向けて、あと1勝に迫った喜びを口にした。
この試合でスターティングメンバーに名を連ねた鎌田は、フル出場を果たしチームの勝利に貢献。現地メディアからも高い評価を受けた。そんな同選手は次のように試合を振り返った。
「本当に満足している。守備では、コンパクトに自分たちのやりたいことを遂行できたと思う。その結果、状況が整うまで辛抱し、ゴールを奪うことができた。得点後は自信を持って、とても良いプレーを披露したと思う」
「サポーターは熱狂的で、スタジアムの雰囲気は最初から最後まで素晴らしかった。最高のファンたちに恵まれていると感じた。ボールをポゼッションする機会をもっと作りたかったが、重要なのは試合に勝つこと。僕のキャリアでは4回目の決勝戦になるが、前回は負けてしまった。だからこそ今回は勝利し、クリスタル・パレスに歴史を刻みたいと思う」
【ハイライト動画】クリスタル・パレスvsアストン・ヴィラ