コパ・デル・レイを制したフリック監督[写真]=Getty Images
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝の喜びを語った。27日、スペイン『ムンド・デポルティーボ』が同指揮官のコメントを伝えている。
コパ・デル・レイ決勝が26日に行われ、バルセロナはレアル・マドリードと対戦した。ペドリが28分にミドルシュートで先制点を奪ったものの、70分と77分に立て続けに失点。しかし84分、フェラン・トーレスが、GKティボー・クルトワを交わして同点ゴールを挙げた。延長戦に突入すると、116分にジュール・クンデがミドルシュートを突き刺し、3−2で勝利を収めた。
4シーズンぶり32回目のトロフィーを掲げたバルセロナ。フリック監督は試合後、「選手たちを尊敬している。素晴らしい2チームが対戦し、エキサイティングな試合となった。チームは最後まで諦めずに努力し続けた。誰もが選手たちを誇りに思うはずだ」とコメント。120分に及ぶ激闘を戦い抜いた選手たちへ賛辞の言葉を送った。
また試合内容については、「後半のレアル・マドリードは、非常に良いプレーを見せていた。(ジュール)クンデは2度のピンチを防いだ後、延長でゴールを決めた。前向きな姿勢でプレーし続けたことがチームに勇気を与えた。完璧な夜だったね」と振り返り、一進一退の攻防を制した満足感を伝えている。
今年1月にスーペルコパ・デ・エスパーニャを制したバルセロナは、これにより“2冠”を獲得。リーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も合わせた4冠の可能性も続いている。4月30日には、CL準決勝ファーストレグのインテル戦を控えるが、「今日の決勝戦で勝てれば、間違いなく自信がつくだろうね」と、意気込みを語った。
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