ママスタ前回からの続き。私の旦那(ヒナタ)は、ひとり行動が大好き。でも、まさか義実家に来てまでひとり行動をするとは、想定外でした。正直、時と場合を考えてほしいと思ってしまいます。幸いなことに、義姉のルナさんや義母がとても優しくしてくれたので、旦那がいなくても義実家への帰省はツライものではありませんでしたが……。ユウマが生まれても、旦那はいっさい変わらなかったのです。
ユウマが生まれてから、初めて3人で義実家へ行くことになりました。当然、旦那も一緒にユウマのお世話をしてくれるものだと思っていましたが……。「友だちと会う約束をしているから行ってきてもいい?」と言い出したのです。

一緒にいた義母も旦那を咎めることなく「行っておいでよ」と送り出す始末。いつものことではありますが、義実家にいるときくらい、ひとりで出かけるのはやめてほしいです……。

その日の夜、義姉のルナさんが「明日ランチでもどう?」と誘ってくれました。ルナさんの言うとおり、普段はユウマにつきっきりなので、大人同士でゆっくりできる時間はとても貴重で嬉しいものです。

旦那にも、ルナさんにランチに誘われたことを話しました。しかし……。

ランチに行くからユウマを見ていてほしいとお願いしたところ、「連れていけないの?」とどこまでも他人事な返事……。しかも義母まで「マナちゃんが連れていったほうがいいんじゃない?」と言ってきます。

旦那はいつも当然のようにひとりで出かけているのに、どうして私はダメなのでしょうか?

仕方がないので、カフェにはユウマを連れていくことにしました。ルナさんに経緯を話すと、ルナさんは自分たち夫婦の過去の出来事について話してくれました。

義兄が3か月間無職になったとき、ルナさんが仕事をかけもちして働いていたにもかかわらず義兄は子育ても家事もしなかったとのこと。しかも義母が、必死に働いているルナさんを責めるようなことを言ってきたのだそうです。
久しぶりのルナさんとのランチ。ゆっくり話したかったし、これまでユウマにつきっきりの毎日だったから、解放されたい気持ちもありました。
けれど旦那は「ユウマを連れていって」と言います。自分は釣りに行きたいのでしょう。旦那に味方するように、義母からも「連れていって」なんて言われたら……なにも言えませんでした。
ルナさんとの時間は楽しかったけれど「このままずっと旦那はひとりで行動して、私はできないのか」と苦しい気持ちだったのです。
【後編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす 編集・海田あと
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