<バレーボール大同生命SVリーグ男子チャンピオンシップ>◇準決勝◇第3戦◇27日◇Asueアリーナ大阪
疑惑の判定で勝負が決した。
サントリーのセットカウント2−1で迎えた第4セット。終盤まで劣勢だった名古屋だが、ニミル・アブデルアジズのサービスエースで24−24と土壇場で追いついた。さらに25−25の場面で、ティネ・ウルナウトのスパイクがアウトの判定。しかし、ビデオ判定によるチャレンジ成功で、26−25でセットポイントを握る形となった。
だが、スクリーンに映し出された映像に「タッチ」を意味する丸が付いていなかったことから、アブデルアジズが「リクエスト失敗」と勘違いして審判に確認するために詰め寄った。この姿勢がマナー違反と取られ、この試合で既にイエローカードを取られていたアブデルアジズはレッドカードを与えられた。これにより、サントリーにも得点が入り、26−26の同点。さらに相手のサーブ権が渡っての再開となった。
名古屋陣営は納得がいかない様子だったが、プレーは続行。ここからサントリーが得点し、27−26とセットポイントを握ると、最後はシリフカがブロックアウトを決めてサントリーの勝利となった。Jスポーツで解説を務めた福山汰一氏は「言っていいのか分からないけど、説明を入れて欲しいですよね。こういうの」と疑問を呈した。
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大事なワンプレーだったことに加え、レッドカードを巡っては詳細な説明がなされなかったことにファンからは疑問の声が続出。「運営のやり方が良くない」「こんな結末でウルドが負けるのは納得いかない こんな無茶苦茶な判定するならSVリーグ観るの辞めたい」「許せない」「ニミル日本に来てくれてありがとう ごめんね」とSNSには批判や不満のコメントがあふれた。
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