「片付けが苦手な人」ができていない習慣…“5つのテクニック”と“失敗しない収納法”で片付け上手に

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2025年04月27日 21:21  All About

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片付けが苦手な人と得意な人の違いはどこにあるのでしょうか? 片付けが苦手な人でも、ある“5つの習慣”を身につければ、得意に変わっていきます。今回は、片付けが苦手な人ができていない習慣とその克服法をご紹介します。
片付けが「苦手」な人も習慣を変えれば「得意」になる

片付けというと、人によって「上手」「下手」や「得意」「苦手」が分かれます。片付けで大事なのはテクニック。そのテクニックさえ身につけてしまえば、下手な人も上手になり、苦手な人も得意へと変わっていくものです。

今回は、片付けが苦手な人ができていない習慣とその克服法をご紹介します。

「片付けが苦手な人」ができていない習慣とその克服法

1.ものを片付けないでそのままにしておく

なにかの作業をしたとき、片付けが得意な人と苦手な人では、その作業の「終わり」が異なっています。例えば、なにかを切るためにハサミを出したとします。得意な人の「終わり」は使ったハサミをしまうこと、苦手な人の「終わり」は目的のものを切ることなのです。

【克服法】
使ったらすぐに元の場所に戻す習慣をつけることが重要です。使ったまま放置してしまうと、どこに置いたか分からなくなってしまうこともあります。「次に使うときにわざわざ探す手間」を想像して、すぐに戻すよう意識するといいでしょう。

2.収納場所が決まっていない

片付けが苦手な人の家は、ものの収納場所が決まっていないことが往々にしてあります。収納場所を決めると、目的の作業が終わったら頭を使うことなくシュッと定位置に戻せるようになりますよ。

【克服法】
ものごとに専用の収納スペースを作り、定位置を決めるようにします。最初は少し面倒でも、慣れてしまえば片付けが本当に楽になりますよ。
定位置を決めれば直感的に片付けられる


3.必要のないものを捨てられない

片付けが苦手な人は、ものが捨てられない人でもあります。捨てる必要性を感じていないという場合もあるでしょう。しかし、ものが多すぎると当然ながら収納する場所がなくなり、散らかってしまいます。

【克服法】
1カ月以内に使わなかったものを「不要なもの」として分類し、手放す習慣をつけましょう。主観的にものを見すぎると捨てられなくなるので、客観的に判断することも必要です。

4.片付けるのが後回しになる

片付けが苦手な人は、出ているものが視界に入っていない場合があります。視界に入ったとしても「後で片付ければいい」となってしまい、それがたまった結果、散らかっている部屋になるわけです。

【克服法】
小さな片付けを日常的に行う習慣をつけましょう。まずは、使ったものはその都度片付ける。それにプラスして、毎日5分だけでも片付けをする時間を確保して、習慣化しましょう。

5.一度に多くを片付けようとして挫折する

片付けが苦手な人は、片付ける習慣がないだけに一度に多くのものを片付けようとし、結果的に挫折してしまいます。

【克服法】
少しずつ片付ける習慣をつけるのが重要です。デスクの上、引き出しの中、棚などエリアを区切って少しずつ進めることで、達成感を得やすくなって片付けの習慣が身につきます。

「片付けが苦手な人」が失敗しない収納法

「片付けが苦手」を克服する収納方法

ここまでご紹介した「片付けが苦手な人の習慣・克服法」を意識し、収納方法については以下の内容で進めていくことで、失敗しなくなりますよ。

定位置を決める

まずはものの「定位置」をはっきりさせることが重要です。収納スペースを区切り、ものを種類別に整理しましょう。例えば、収納ボックスや引き出しを使用してアイテムを小さなグループに分けると、戻す場所が分かりやすくなって片付けやすくなります。

また、シールなどでラベリングすることで、頭を使うことなく直感的に戻すことができ、家族も同様の行動を取りやすくなります。

使う頻度で収納場所を決める

収納では「使う頻度」を考慮することが重要です。頻繁に使うものは1軍として取り出しやすい場所に、逆にあまり使わないものは2軍として高い場所や奥に収納するようにしましょう。頻繁に使うものの収納場所が目の届く範囲にあれば、ものを取り出す際も戻す際も無駄な時間を省くことができます。

ふたや扉がある収納を使う

片付けが苦手な人におすすめなのは、引き出しやボックスなどのふた付きの収納アイテムです。空間が限定されるので、それ以上のものは捨てるという行動も取りやすくなります。また、ふたがあれば見た目もスッキリし、掃除もしやすくなりますよ。

どれも当たり前のようなことですが、これらを習慣づけることで片付けを苦手から得意に変えていくことができるのです。ぜひお試しください。
(文:矢野 きくの(節約・家事・100円ショップガイド))

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