【バレー】「こんなことは指導者になって初めて」名古屋のバルドヴィン監督が疑惑の判定に苦言

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2025年04月27日 22:22  日刊スポーツ

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サントリー対名古屋 第4セット、マナー違反で名古屋にレッドカードが出された(撮影・和賀正仁)

<バレーボール大同生命SVリーグ男子:サントリー3−1名古屋>◇プレーオフ準決勝◇第3戦◇27日◇Asueアリーナ大阪



サントリーに1−3で敗れ、決勝進出を逃した名古屋のバルドヴィン監督は勝敗を分けた疑惑の判定に頭を抱えた。


「普段レフェリーについて話すことはないが、94年に指導者を始めてから、こういうことは初めて。ニミルが赤い丸が出なかったことを言うのはおかしくない」と唇をかんだ。


問題の場面は、セットカウント1−2で迎えた第4セットに起きた。25−25の場面で1度アウト判定となったウルナウトのスパイクがビデオ判定で覆り、セットポイントを握った。だが、スクリーンに映し出された映像に「タッチ」を意味する赤い丸が付いていなかったことから、ニミル・アブデルアジズが「リクエスト失敗」と勘違いして審判に抗議。この姿勢がマナー違反と取られ、この試合で既にイエローカードを取られていたアブデルアジズはレッドカード。これによりサントリーにも得点が入り、26−26の同点。相手のサーブ権が渡っての再開となり、流れを逸していた。


バルドヴィン監督は苦言を呈した一方で、「もう少し冷静にやれれば良かった」と反省点も口に。最後は「サントリーの方が今日の試合においては優れていた。彼らこそが決勝に進む価値があるチーム。残念に思っているが、我々にとっての言い訳。サントリーさんが優れていたということ」と対戦相手をたたえた。

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