マンU、ボーンマス相手に意地のドローで連敗ストップ…ホイルンドが後半ATに劇的同点弾

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2025年04月28日 00:40  サッカーキング

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ホイルンドが後半ATに意地の同点弾 [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第34節が27日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でボーンマスと対戦した。

 前節終了時点で、マンチェスター・ユナイテッドは10勝8分15敗の成績を残し、勝ち点「38」を獲得。現在の成績は15位と、不本意なシーズンを強いられている。現在はプレミアリーグ2連敗中、直近4試合未勝利と苦しい状況が続くが、準決勝まで駒を進めたヨーロッパリーグ(EL)でタイトルを確保すべく、国内の戦いでの悪い流れを引き止めて、欧州の戦いに向かいたい。今節敵地で対峙するのは、13勝10分10敗の勝ち点「49」を積み上げているボーンマスだ。

 試合の均衡は23分に破れる。マンチェスター・ユナイテッドのビルドアップの場面、左サイド大外でボールを持ったパトリック・ドルグに対して、縦スライドで寄せて行ったアダム・スミスがボールを奪うと、右サイドからクロスボールを送る。中央へ飛び込んだエヴァニウソンが落とすと、最後はアントワーヌ・セメニョが左足でシュートを叩き込み、ボーンマスが先手を取った。

 ボーンマスの1点リードで後半へ折り返してからも、マンチェスター・ユナイテッドはセットプレーを除くとなかなかフィニッシュまで持ち込むシーンを作り出せない。それでも、70分にはボーンマスがアクシデントに見舞われる。ヌサイル・マズラウィに対して寄せたエヴァニウソンが、軸足の左足を滑らせたことで深いタックルを入れてしまい、OFR(オンフィールドレビュー)を経てレッドカードが提示。ボーンマスは残り時間を10人で戦うこととなる。

 数的優位となったマンチェスター・ユナイテッドは猛攻をスタート。この姿勢が実ったのは9分間の後半アディショナルタイム。ブルーノ・フェルナンデスからのスルーパスで左サイドを抜け出したルーク・ショーがマイナスへ折り返すと、フリーになったマヌエル・ウガルテが右足でシュート。最後はラスムス・ホイルンドが方向を変えてゴールへねじ込み、マンチェスター・ユナイテッドが土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、マンチェスター・ユナイテッドは土壇場で今季最多タイのプレミアリーグ3連敗を回避した。一方のボーンマスは逃げ切りに失敗し、来季の欧州カップ戦出場権獲得に向けて、手痛い結果となった。

 この後、マンチェスター・ユナイテッドは5月1日、EL・準決勝ファーストレグでアスレティック・ビルバオの本拠地に乗り込む。一方で、ボーンマスは3日、次節のプレミアリーグでアーセナルと敵地で対戦する。

【スコア】
ボーンマス 1−1 マンチェスター・ユナイテッド

【得点者】
1−0 23分 アントワーヌ・セメニョ(ボーンマス)
1−1 90+6分 ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)


【ゴール動画】エヴァニウソン→セメニョでボーンマスが先制
エヴァニウソンのラストパスを
セメンヨが強烈な一撃💪
奪ってから速攻を仕掛けたボーンマスが先制⚽️

プレミアリーグ 第34節#ボーンマス v #マンチェスター・U

📺https://t.co/IQcfgHPywb pic.twitter.com/6Xqk13WtXR— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) April 27, 2025

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