遠藤航所属のリヴァプール、歴代最多タイ20度目のリーグ制覇!…4試合残して5季ぶりの栄冠

0

2025年04月28日 02:41  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

プレミアリーグ優勝を決めたリヴァプール [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第34節が27日に行われ、リヴァプールとトッテナムが対戦した。

 ユルゲン・クロップ前監督の長期政権が終焉を迎え、アルネ・スロット監督の下で新たなスタートを切った今シーズンのリヴァプール。開幕直後から安定した戦いが続き、ここまでの33試合で積み上げた勝ち点は「79」。2位アーセナルに暫定「13」ポイント差をつけて首位を快走しており、今節引き分け以上の成績を収めれば、4試合を残して5シーズンぶりの優勝が決まる。決戦の地は無類の強さを誇る本拠地『アンフィールド』。対戦相手は暫定16位に低迷し、敵地での前回対戦で6−3の快勝を収めたトッテナムだ。

 リヴァプールはホームの大声援を背に序盤から主導権を握ると、3分にモハメド・サラーがアレクシス・マック・アリスターとのパス交換から際どいシュートを放ち、10分には左CKの流れからライアン・フラーフェンベルフがオーバーヘッドでゴールを狙う。しかし、12分にジェームズ・マディソンの右CKからドミニク・ソランケにヘディングシュートを叩き込まれ、1点のビハインドを負うこととなった。

 それでも16分、右サイドで起点を作ったサラーがボックス内右へスルーパスを送ると、走り込んだドミニク・ソボスライがグラウンダーでゴール前へ折り返し、ルイス・ディアスがダイレクトでゴールへ流し込む。24分には敵陣深い位置でボールを奪うと、マック・アリスターがボックス手前中央から左足の強烈なミドルシュートを突き刺し、失点からわずか12分で試合をひっくり返した。

 勢いに乗るリヴァプールは34分、マック・アリスターの左CKからコーディ・ガクポがボールをキープすると、細かいタッチから右足でゴール左下隅に流し込み3点目を獲得。そのまま2点リードで前半を終えた。

 2点ビハインドのトッテナムは後半開始と同時にパペ・マタル・サールとデヤン・クルゼフスキを投入するも、リヴァプールは主導権を渡さない。連動したプレスで相手の前進を阻み、鋭いショートカウンターからチャンスを創出する。63分には自陣からドリブルで持ち上がったソボスライが右へ展開すると、パスを受けたサラーがカットインから左足でニアサイドへ強烈なシュートを突き刺し、リードを3点に広げた。

 69分にはトレント・アレクサンダー・アーノルドのサラーへのラストパスがデスティニー・ウドギーのオウンゴールを誘発。余裕の展開となると、76分には遠藤航がA・アーノルドとの交代で投入され、右サイドバックのポジションに入った。そも後もトッテナムを押し込み続けたリヴァプールは5−1で試合を締め括り、『アンフィールド』に詰め掛けた大観衆の前で歴代最多タイとなる20度目の国内リーグ制覇を決めた。

 次節は5月5日に行われ、リヴァプールはチェルシーと、トッテナムはウェストハムといずれもアウェイで対戦する。

【スコア】
リヴァプール 5−1 トッテナム

【得点者】
0−1 12分 ドミニク・ソランケ(トッテナム)
1−1 16分 ルイス・ディアス(リヴァプール)
2−1 24分 アレクシス・マック・アリスター(リヴァプール)
3−1 34分 コーディ・ガクポ(リヴァプール)
4−1 63分 モハメド・サラー(リヴァプール)
5−1 69分 デスティニー・ウドギー(オウンゴール/リヴァプール)

【スタメン】
リヴァプール(4−2−3−1)
GK:アリソン
DF:A・アーノルド(76分 遠藤航)、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:フラーフェンベルフ、マック・アリスター(83分 ヌニェス)、サラー、ソボスライ(68分 C・ジョーンズ)、ガクポ(68分 ジョッタ)
FW:L・ディアス(76分 エリオット)

トッテナム(4−3−3)
GK:ヴィカーリオ
DF:スペンス、ダンソ、B・デイヴィス、ウドギー
MF:A・グレイ(46分 サール)、ベリヴァル、マディソン(46分 クルゼフスキ)
FW:B・ジョンソン、ソランケ(68分 リチャーリソン)、テル(68分 オドベール)


【ハイライト動画】5発快勝のリヴァプールが5季ぶりにプレミア制覇!


    ニュース設定