1回無失点に抑えた前田健太(写真=GettyImages)○ タイガース 7−0 オリオールズ ●
<現地時間4月27日 コメリカ・パーク>
デトロイト・タイガースがオリオールズとの本拠地3連戦をスイープ。3番手としてリリーフ登板した前田健太投手(37)は1回無失点に抑え、3試合ぶりの好リリーフを果たした。
タイガースは2回裏、ハビエル・バエスの適時二塁打で2点を先制。5回裏にグレイバー・トーレスの適時打で中押しの追加点を奪うと、6回裏にも2本の適時打で2得点。続く7回裏には再びトーレスが2点適時二塁打を放ってオリオールズを突き放した。
投げては昨季サイ・ヤング賞に輝いたエース左腕タリク・スクバルが6回無四球、11奪三振、無失点という圧巻投球で今季3勝目をマーク。2番手右腕ショーン・ガンサーが2回無失点で繋ぎ、最終回は中8日の前田が登板。四死球で一死一、二塁とピンチを招きながらも、6番カールソンを一ゴロ、7番ケルスタドを三球三振に仕留め、完封リレーを締め括った。
この試合の前田は1回17球を投げて無安打、2四死球、1奪三振という投球で現地13日のツインズ戦以来、今季2度目の無失点リリーフを記録。今季6登板目を終え、成績は0勝0敗、防御率9.00となっている。
なお、4連勝を飾ったタイガースは本拠地10連戦を8勝2敗、3カード連続勝ち越しという好成績でフィニッシュ。試合終了時点で30球団2位、アメリカン・リーグトップの18勝10敗、勝率.643を記録する好調な戦いぶりを見せている。