
《今年、あっさりと大阪万博を超えるコンテンツ》
人気キャラクター『ちいかわ』の大型体験型施設『ちいかわパーク』が、今年中に東京にオープンすることが発表された。
「『ちいかわ』は“なんか小さくてかわいいやつ”の略称で、イラストレーターのナガノさんが“ちいかわ”や“ハチワレ”、“うさぎ”といったユニークなキャラクターたちを生み出し、そうしたキャラクターたちの日常を描いた作品です。2020年からナガノさんのXで連載が始まり、2022年4月から『めざましテレビ』(フジテレビ系)でアニメも放送されています。『ちいかわパーク』は今年中に開園とのことですが、時期はまだ明らかになっていません」(スポーツ紙記者)
『ちいかわパーク』の発表にネット上では、
《体験型だと…!?》
《めっちゃ楽しみ 東京なら日帰りで行けるから嬉しい》
《ちいかわの世界観を楽しめる体験型のイベントとか出てほしいなと思ってた》
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など、『ちいかわパーク』を待ち望むファンが多かった。
「ファンが注目しているのは“体験型”のテーマパークであること。
『ちいかわ』の世界では、“草むしり”や“討伐”といった仕事があり、その報酬で生計を立てています。“体験型”ということから、『ちいかわ』たちの仕事が体験できるのではと期待に胸を膨らませているファンが多いです」(前出・スポーツ紙記者)
『ちいかわ』を巡る問題
ちいかわたちの世界に没頭できるテーマパークを心待ちにするファンがいる一方で、前出のスポーツ紙記者は『ちいかわ』に蔓延る“ある問題”を懸念する。
「『ちいかわ』グッズは日本だけでなく、韓国や中国でも人気なのですが、それだけに“転売ヤー”も多く、度々問題になっています。昨年10月には、『ちいかわ』グッズを販売する『まじかるちいかわストア 新宿マルイ店』で中国人グループが万引きをしたとして、複数のパトカーや警察官が出動する異常事態が起こりました。
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中国人グループが、転売目的だったかは定かではありませんが、今回の『ちいかわパーク』でも同様に、転売を目的とした客による買い占めや万引き行為が起こってもおかしくないと思います」
先月、開催された米大リーグ、カブスとドジャースの開幕戦シリーズとのコラボグッズでは、多発した転売行為に対し、“ある対策”を行ったという。
「このコラボグッズは、公式ショッピングサイト『ちいかわマーケット』で発売し、 例のごとく、即完売に。その後、大手フリマサイト『メルカリ』などで転売される事態になりました。中には、定価の4倍以上の値段を提示しているものもあったそうです。
こうした状況を踏まえてか、『ちいかわマーケット』は受注生産を決めました。この結果、転売ヤーたちは値下げをせざるを得なくなったのです」(前出・スポーツ紙記者)
『ちいかわパーク』でもこうした対応を望みたいと、このスポーツ紙記者が続ける。
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「『ちいかわパーク』に訪れた人だけが買えるグッズなど、付加価値を加えることで、売り上げを図ることもあると思います。そうすると、また転売問題に発展することが予想されます。今回の『ちいかわパーク』開園に際しても、何かしらの“転売ヤー対策”を講じてもらいたいですね」
『ちいかわ』の笑顔を守るための“秘策”はあるのだろうかーー。