【防犯】「家にいるときいつも玄関に鍵をかけない」人は8.2% - なぜ?

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2025年04月28日 12:20  マイナビニュース

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プラネットは4月24日、「防犯対策に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月4日〜5日、20代〜70代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。


調査によると、自宅にいるときに玄関に鍵を「常にかけている」という人は74.5%。2年前の同調査から2ポイント低下している。



一方、「常にかけない」人は8.2%。2年前からの変化を性年代別に見ると、「男性20代」(13.1%→17.6%)、「女性20代」(10.5%→15.9%)ともに5ポイントほど上昇。また、「女性30代」は3.9%から12.2%に上昇しており、全年代のなかで最大の上がり幅となった。



鍵をかけない理由を聞くと、「鍵をかけるのが面倒だから」(35.7%)が最も多く、次いで「危険な目に遭ったことがないから」(31.4%)、「人の出入りが頻繁にあるから」(22.1%)、「盗まれて困るものがないから」(14.9%)と続いた。


鍵をかけない人が増えているようだが、近所付き合いがあれば、周りの異変に気が付きやすいもの。そこで、「普段、近所付き合いをしていますか?」と聞いたところ、43.8%が「ほとんどない」と回答した。



また、近所に住んでいる人の顔がわかるかどうかを聞くと、「まったく知らない」と回答した人の割合は23.0%という結果に。一方、「ほぼ全員を知っている」は14.7%。しかしながら、年代が上がるほど顔見知りの比率も上がる傾向が見られ、「70代以上」では30.5%に。「近所の人の顔を知らないわけではないが、付き合いと言えるほどの関係はない」という人が多いことが伺えた。


次に、知人以外が自宅を訪問したときの対応について聞いたところ、最多は「インターホンやのぞき窓で確認したうえで扉を開けることが多い」(47.8%)で、次いで「知人以外の訪問は無視する」(20.4%)という結果に。



2023年調査と比べると、「知人以外の訪問は無視する」の割合は約6ポイント増加。70代以上を除く全年代で増加しており、特に「男性30代」(約15ポイント増)、「女性30代」(約10ポイント増)で顕著に。その一方で、「インターホンやのぞき窓で確認したうえで扉を開けないことが多い」は約7ポイント減っていることがわかった。


次に、空き巣や強盗のほかにも、振り込め詐欺、架空請求詐欺のような新手の犯罪や、ネット上でのトラブル・犯罪が増えていることから、そういった犯罪被害を受けたことがあるかと質問したところ、「フィッシング詐欺」は7.9%が、「振り込め詐欺・特殊詐欺・架空請求詐欺」は6.0%、「SNSなど、ネット上でのつきまとい」は3.3%の人が経験していることが判明。



同様に、SNSでの乗っ取り被害について聞くと、8.1%が「被害を受けたことがある」と回答。また、スパムと思われるアカウントから友達申請を受けたり、フォローされた経験のある人は32.0%だった。(CHIGAKO)

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