35歳・年収350万円男性が物価高で買わなくなったもの「米が主食にならない暮らしには不便さがある。正直寂しい」

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2025年04月29日 12:20  All About

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インフレが続く中、「以前は当たり前に買っていたのに、最近は手が伸びなくなった……」そんな商品が増えてきたのではないでしょうか。ここではAll Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、35歳男性のケースを紹介します。
近年、食品や日用品をはじめ、さまざまなものの値上げが続いています。「いつの間にか価格が上がり、買うのをためらうようになった」そんな経験があるのではないでしょうか。

インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、岡山県在住35歳男性のケースを具体的に紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:35歳男性
同居家族構成:本人のみ
居住地:岡山県
年収:350万円
金融資産:預貯金860万円、リスク資産0円

「1年前からお米をやめました」

昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。

物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「スイーツ、米」と回答。

具体的には「それまではおやつにシュークリーム、おはぎなどを買っていたが、これらが酷く高くなったので、間食は一切やめた。米はこれまでだと3カ月に10キロくらい買っていたが、この1年くらい買っていない」とあります。

そのため主食として「うどん、スパゲッティなどの麺類」のほか、価格の安い豆腐を買う機会が増えたそうで、「それまであまり買わなかったが、安い割に腹持ちが良いので、米のかわりになることもある」とのこと。

「シンプルにおいしく腹が持つということで米をメインにしたいところだが、それをやめたのは正直寂しい。米が主食にならない暮らしには不便さがある。たまにカレーを作ってもパンにつける、うどんにするなどカレーライスにならないのはいやだ」と語っています。

「一袋25円のもやしが活躍している」

まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものは「うどん、スパゲッティ」。「うどんは今だとスーパーで1玉20円前後のものがあります。これが40円や50円を超えたらさすがに買うのをちゅうちょします。スパゲッティも今は1キロ200円くらいだが、これが350円くらいになったら買うのをやめる」とのこと。

いまだに安くて助かっているものについては「もやしです。もやしなら晩飯にそれだけを塩コショウで炒めておいしくたべることもできる。一袋が25円くらいのものを買っています」とコメントされています。

「テレビとブルーレイレコーダーは廃棄した」

今後、今の生活を続ける上で「食べ物なら替えがきくが、他の生活用品が高くなるのは困る。例えば市の指定のゴミ袋がうんと高くなるのは困る。あとは水道代が上がることも困る」と不安を感じているそう。

実際にインフレを機にライフスタイルにも変化があったそうで、「生活はより節約を重視し質素なものとなった。まず電気代を少しでも減らそうとテレビ、ブルーレイレコーダーを廃棄した。その分はネットで見たいものだけ見るようになった」と言います。

おすすめのインフレ対策としては「やはり食費を見直すこと。外食は高すぎます。安く済ませるなら自炊をするしかありません」とのこと。とはいえ、「よく食べる子どもがいる家庭のご飯。それも弁当も作らないといけない場合なら一体どのようにしているのか」と心配されていました。

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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • 米5キロ4500円として、10キロで9000円。これを3か月なので、1日100円になる。通年なら、コメは半額ぐらいなので1日50円。
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