馬の少ない時間帯のCWへ2頭が入場。マジックサンズにはレースで騎乗が予定されている武豊騎手が騎乗して先行。これをアルテヴェローチェが4馬身ほど後ろから追いかける流れとなった。前走から追い切りでの走りが折り合ってスムーズだと感じていたが、今朝の動きもそんな感じ。気持ちよく、向正面を流していく。
3コーナーから4コーナーでペースが上がっても自然なスピード乗り。最後の直線に向いて、外から相手が並びかけようとするが、こちらも余力たっぷりでラスト1F標識が近づいてもなかなか追いつかない。最後は同入に見えたが、手応えはマジックサンズが優勢だった。
時計はマジックサンズが6F82.7〜5F66.6〜4F51.4〜3F36.3〜2F22.4〜1F11.0秒。前半がゆっくり入ったので後半が速くなったという追い切りではあるが、きれいな加速ラップを踏むことができたことは高く評価できる。皐月賞からまだ10日も経っていないのにこの負荷をかけることができるのだから、休み明けの前走をひと叩きした上昇を期待したくなる。
(取材・文：井内利彰)
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