高級ブランド「プラダ」の偽商品を販売したなどとして、警視庁小岩署は30日、中国籍で東京都豊島区の男性会社員(34)を商標法違反(販売譲渡など)の疑いで書類送検した。小岩署は、男性が高級ブランドの偽商品を販売して2023年8月〜24年9月に計約800万円を売り上げたとみて調べている。
書類送検容疑は24年6月7日、フリーマーケットアプリで、プラダの商品に似せたヘアゴム1個を1750円で販売したほか、25年2月に「グッチ」「カルバン・クライン」「バレンシアガ」などの偽商品計1440点を自宅で所持していたとしている。
フリマアプリのアカウント情報を男性に提供したとして、知人の女性会社員(31)=埼玉県川口市=も同法違反ほう助の疑いで書類送検された。いずれも容疑を認め、男性は「中国人の知人から『もうかるから偽商品の販売をしないか』と持ちかけられた」と話しているという。【菅野蘭】
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