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2025年04月30日 16:30 ニコニコニュース
1995年に当時のスクウェアよりスーパーファミコン向けに発売され、スーファミ世代の名作として現在まで親しまれる『クロノ・トリガー』。
「FF」、「ドラクエ」、「ドラゴンボール」など名作を手掛けた巨匠たちが集結するドリームプロジェクトとしても知られる本作では、世界の命運を左右する時を超えた冒険が展開する。
スクウェアの代表作である「FF」シリーズを彷彿とさせるアクティブタイムバトル、王道のシナリオとマルチエンディング、魅力的なキャラクターたちなど、る今なお色褪せない完成度から高い評価を受けるRPG作品のある種の到達点だ。
今回紹介するのは今年で30周年を迎えた『クロノ・トリガー』の新たなRTAに挑戦した動画。バンさんがニコニコ動画に投稿した『【RTA解説】クロノトリガーany%RTA 22:33【サブフレームリセット新ルール】』だ。
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この動画は海外記録サイトで昨年新設された新ルールの『クロノ・トリガー』RTAに挑戦し、その様子を解説するというもの。
今回は僅か22分で『クロノ・トリガー』をクリアし、新ルールの世界最速記録を打ち立てたバンさんのRTAをご紹介する。
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今回紹介するのはスーパーファミコンの名作として知られる『クロノ・トリガー』でRTAに挑戦し、新設カテゴリ最速となる記録を達成した動画。
『クロノ・トリガー』は「FF」シリーズの坂口博信氏、「ドラクエ」シリーズの堀井雄二氏、「ドラゴンボール」の鳥山明氏などの豪華制作陣が手掛けた日本を代表するRPG作品のひとつ。
過去、現在、未来と時を越えた冒険を描き、複数のエンディングに分岐するシナリオに加え、バトルシステムやBGMなど当時の水準としては非常に高品質なゲーム体験を実現させた傑作として現在まで根強い人気を誇る。
そんな『クロノ・トリガー』で行われたRTAを解説する本動画だが、今回バンさんが挑戦しているのは「SNES Save Corruption Any%」というカテゴリ。
このカテゴリはスーパーファミコン版の『クロノ・トリガー』で行われるRTAのうち、サブフレームリセットと呼ばれるテクニックを使用し、達成度を問わずラスボス撃破までのタイムを競うもの。
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『クロノ・トリガー』のRTAとしては昨年新設されたばかりの新しいカテゴリで、バンさんが世界記録を保持する「SNES Save Corruption Any% No Presets」というカテゴリを一部簡略化したようなルールとなっている。
具体的にはNo Presetsカテゴリでは非常に難易度の高いサブフレームリセットを9回成功させる必要があるところ、新ルールでは事前にサブフレームリセットを成功させたデータの事前準備が認められている。
前述のようにバンさんはRTA中に9回のサブフレームリセットを要求するNo Presetsカテゴリで世界記録を保持しているが、本カテゴリにおいても世界最速記録を樹立。海外記録サイトでは22分33秒の本記録が1位に輝いている。
複雑なテクニックを活用した超イージー?なRTA新カテゴリへの参入3日で当時の世界記録を3分近くも更新したというバンさんだが、動画ではどのようなプレイが見られるのだろうか?
No Presetsカテゴリで世界記録を保持するバンさん曰く、超イージーモードになったという本RTAだが、動画では一般人には十分に複雑な驚きのプレイが披露されていた。
例えば動画時間4分30秒頃ではプレイを始めて1分ほどで、さっそくサブフレームリセットを使用する場面が登場。
サブフレームリセットとはセーブ中にゲームをリセットし、セーブの処理を邪魔する技のことで、成功するための猶予時間が1F以下の厳しい条件となるためサブフレームと呼ばれるという。
セーブ中にリセットというとセーブデータが壊れてしまいそうだが、実際のところ上手にセーブデータを壊すことで、都合のいいデータに作り替える行為であるようだ。
本RTAではサブフレームリセットを活用し、事前に必要なアイテムを用意したセーブデータと新しく用意したセーブデータを合体させているのだが、今回のプレイでは1発成功し、視聴者を驚かせていた。
サブフレームリセットの成功後もさまざまなテクニックが披露されており、通常のAny%などでも使用されるというマップ暗転バグやサブフレームリセットによって生まれたバグキャラを活用したテクニックが登場。
特にバグキャラを活用したテクニックは頻繁に登場しており、バグキャラの装備を使ってキャラクターやアイテムを呼び出すテクニックや壁を抜けるテクニックが披露されている。
新設カテゴリでのRTAということで採用されているテクニックなどの丁寧な解説が行われている本動画だが、バンさんは本動画のほか新規走者向けの解説を投稿しているため、「SNES Save Corruption Any%」に挑戦してみたい方は動画概要欄もチェックしてみてほしい。
さまざまなテクニックを活用し、『クロノ・トリガー』を22分33秒でクリアした本RTA。新設カテゴリでも実力を見せつけたバンさんがどのようなプレイを披露したのか、ぜひ動画でご覧いただきたい。
文/富士脇 水面
【RTA解説】クロノトリガーany%RTA 22:33【サブフレームリセット新ルール】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44377914
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