
残念な上司の元で仕事のモチベーションを上げるのはしんどいものだ。投稿を寄せた40代男性(営業/年収400万円)は、「この上司ダメだ」と思った瞬間について綴った。
トラブル発生時に相談しても、上司から返ってくるのはまるで「ドラマのセリフ」のような言葉ばかりだったという。
「職場でトラブルが起きて上司に相談しに行くと『ピンチはチャンスだ』」
「どうしても解決がむずかしく上司に相談しに行くと『止まない雨はない』」
結局、現場での解決は無理と判断した男性が、上司に「本社に報告してください」と言ったところ……。(文:天音琴葉)
中身のない話を延々とする取締役に「透けて見えるくらい無能さがよくわかる」
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すると上司は「やがて夜が明け日が昇る」と返してきたのだった。これでは全く意味がわからない。
このように抽象的な言葉しか言わず、具体的な指示をしない上司は、巷で“ポエム上司”と揶揄されるが、まさにその典型だろう。
部下が上司に求めているのは具体的な指示だ。男性は「まったく仕事についてのアドバイスや判断をしない上司だった」と、ウンザリしたように吐露。抽象的な精神論だけでは、現場の問題は何も解決しない。
次はまた40代男性(IT営業企画/年収950万円)の投稿だ。この男性は、自社の取締役について呆れている。
「新規事業やAIのことを得意気に話す取締役がいるのだが、本人は経験がなく、スペシャリストから見ると中身のない話で透けて見えるくらい無能さがよくわかる」
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最新のバズワードを並べて悦に入っているのかもしれないが、専門知識を持つ部下からすれば、その浅薄さは見え透いているということだろう。部下としては、指摘するわけにもいかないのだろうが、聞いているだけで恥ずかしくなりそうだ。
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