2得点を記録した大谷翔平(写真=GettyImages)○ ドジャース 12−7 マーリンズ ●
<現地時間4月30日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間4月30日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。5試合連続安打となる三塁打を放つなどチームの5連勝に貢献した。
マーリンズ先発は7年目右腕クワントリル。初回の第1打席はカウント2-0から外角のフォーシームを高々と打ち上げ、遊飛で凡退となった。
1点リードの3回裏、無死一、二塁の好機で迎えた第2打席は、カウント1-2から外角ボールゾーンのスプリットに手を出して投ゴロで二塁封殺。それでも、一塁走者として残った大谷は2番ムーキー・ベッツへの2球目で3試合連続となる盗塁に成功。ベッツの左前適時打で追加点を挙げた。
4回裏、二死一塁での第3打席は2番手左腕ベネジアーノと対戦し、カウント2-1から内角のフォーシームで三飛。1点差に迫られた直後の6回裏、再び二死一塁での第4打席は、元西武の4番手右腕ティノコから四球を選んでチャンスメイク。続く2番ベッツの適時三塁打で6点目のホームを踏んだ。
6点リードの8回裏、先頭での第5打席は6番手右腕アリアスに対し、カウント1-1から低めのスライダーに右手一本でバットを合わせ、中堅フェンス直撃の三塁打。続くクリス・テイラーの打席で右腕アリアスが暴投を喫する間に本塁へ生還し、2試合連続となる2桁得点を記録した。
この試合の大谷は4打数1安打、3得点、1四球、1盗塁という内容。直近5試合続けて安打を含む複数出塁に加え、得点をマークするなどリードオフマンとしての役割を全う。今季成績を打率.287、7本塁打、9盗塁、OPS.950とし、MLB全体トップの32得点を記録している。