大谷翔平 5試合連続安打 四球で出塁し繋ぐ役割も、フリーマンのHRでは“ヒマワリの種シャワー”を担当 ド軍5連勝で貯金「11」

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2025年05月01日 07:21  TBS NEWS DIG

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■MLB ドジャース 12ー7 マーリンズ(日本時間1日、ドジャー・スタジアム)

ドジャース大谷翔平(30)が本拠地でのマーリンズ戦に“1番・DH”で先発出場し、4打数1安打1盗塁。5試合連続安打でメジャー最多の32得点をマークした。ドジャースは5連勝で貯金を11とした。

前日は真美子夫人の選曲で打席に入り、初球先頭打者弾で“パパ初アーチ”の7号を放った大谷、「バランスよく打席に立てている。自分のまずやるべきことをしっかりどのシチュエーションでもやりたい」と話した。

マーリンズの先発はC.クワントリル(30)、通算16打数5安打、打率.313、ホームランはなし。前日のナイター終了から14時間後のデーゲーム、1回の第1打席、カウント2-0からストレートを打っていったがショートフライ。

ドジャースの先発はトミー・ジョン手術から復帰となるT.ゴンソリン(30)、2023年8月以来、約1年8か月振りのマウンドとなった。2回まで無失点に抑えると、その裏、6番・M.マンシー(34)が31試合目にして今季1号アーチで先制点をプレゼントした。

3回、無死一、二塁で大谷の第2打席、得点圏での打席となったが、カウント1-2と追い込まれて、外角高めのスプリットにタイミングが合わずにピッチャーゴロ。クワントリルは併殺打を狙ったが、打者走者の大谷は全力疾走を見せて1塁はセーフ。すると、大谷は3試合連続となる盗塁を成功させて、今季9個目、1死二、三塁とチャンスを広げた。

この場面で2番・M.ベッツ(32)がレフト前へ2点タイムリー、大谷がホームを踏み、メジャー最速30得点に到達した。でさらに5番。A.パヘス(23)もタイムリーとこの回3点の追加点を挙げた。しかし、4回、2死一塁からゴンソリンが2ランを浴びて、4対2と2点差に詰め寄られた。

その裏、2死一塁で大谷の第3打席、マーリンズ2人目、左腕のA.ベネチアーノ(27)と対戦。カウント2-1と打者有利のカウントから、ストレートを打っていったがややボールの下を叩いてしまいサードフライに倒れた。

4対3と1点差に詰め寄られた6回、2死一塁で迎えた第4打席、マーリンズ4人目、J.ティノコ(30)と対戦。低めを丁寧についてくる攻めに無理してスイングせずにボールを見極めて、四球で出塁して後続に繋げた。大谷に繋ぐと続くベッツがレフトオーバーの2点タイムリースリーベース、大谷はホーム踏み31得点目。さらに3番・F.フリーマン(35)がレフトスタンドへ5号ツーラン、ホームに戻っていた大谷が“ヒマワリの種シャワー”を行い、フリーマンに浴びせていた。

8回の第5打席、マーリンズ6人目のL.アリアス(24)と対戦、カウント1-1からスライダーにやや体勢を崩されながらもセンターへ。あとひと伸び足らずにセンターオーバーのスリーベース。打球速度は163.3キロ、飛距離は121.6m、打球角度は24度と申し分なかったが、跳んだ場所が一番深いところに行ってしまった。そして、相手バッテリーのミスでホームを踏み、32得点目、大谷はこの試合、塁に残れば全てホームに還ってきた。

ドジャースは2試合連続2ケタ得点で快勝、5連勝で貯金は11となった。トミー・ジョン手術から621日ぶりの先発となったゴンソリンが復帰後初勝利、B.スネル(32)、T.グラスノー(31)と先発投手の離脱が続く中、頼もしい先発陣が帰ってきてくれた。
 

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