英王室のウィリアム皇太子(42)が、チャールズ国王から王位を継承した暁には、王室を離脱した弟ヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)夫妻から殿下と妃殿下(HRH)の称号を剥奪する計画だと報じられた。王室関係者が、「チャールズ国王は我慢するかもしれないが、ウィリアム皇太子はそうではない」と米デイリー・ビーストに語っている。
理由は、2020年に王室を離脱した際にHRHの称号を返上することを故エリザベス女王と約束していたものの、メーガン妃が最近になってその約束をほごにしていたことが発覚したことだとみられている。
妃は自身が立ち上げたライフスタイルブランド「アズ・エバー」のジャムを友人で実業家のジェイミー・カーン・リマに贈った際に、バスケットに添えたカードに「サセックス公爵夫人妃殿下からの贈り物」と記していたことがカーン・リマがインスタグラムに投稿した写真で明らかになった。また、ヘンリー王子のウクライナ訪問を受けて同国のユリヤ・スヴィリデンコ副首相から送られた「妃殿下へ」と書かれた手紙も堂々と自身のインスタグラムで公開し、非難を浴びた。
ウィリアム皇太子は、ヘンリー王子とメーガン妃を心の底から憎悪し、軽蔑していると関係者はコメント。「彼らは王室の理念をすべて裏切ったと考えている。王室の地位を名刺代わりに利用しているという考えは、彼を激怒させるだろう」と述べている。
また、ウィリアム皇太子の友人も妃がHRHの称号を使い続けることで、国王の弱みに付け込んでいると主張。「妃は国王が何もしないことを知っている。いかに弱体化しているかが露呈している」と話し、皇太子はこうした状況に我慢できるはずがないと述べて「必ず道は開かれる」と称号剥奪に言及している。
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妃の情報筋は、「バスケットは個人的な贈り物であり、商業目的では使用していていない」と主張。公の場では使用しないが、称号は保持していると反論し、女王との約束には違反していないとの考えを示している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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