千円札を見つめるだけ!1日3分老眼改善トレーニング

0

2025年05月01日 11:10  web女性自身

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

web女性自身

写真

お札の透けた肖像画を見つめるだけで、老眼や近視がよくなったと実感する声が続々。そんなうまい話があるんです! さあ、今日から視力トレを取り入れよう!



あなたは効果バツグンと話題の視力回復法「ガボール・アイ」をご存じだろうか。これを日本で初めて紹介し、多数の関連書籍も出しているのが、二本松眼科病院・副院長の平松類先生だ。



老眼や近視は一度なると、もう改善しないと諦めがち。でもじつは、老眼や近視の見えづらさは、ガボール・アイの超簡単なトレーニングで改善できるのだ。



じつは、これまで紹介されてきたさまざまな視力回復法にはエビデンス(根拠、裏付け)がほとんどないといわれる。そこで、平松先生は、エビデンスのある確かな視力回復法を探したという。そんななか、目にとまったのが、縞模様のガボール・パッチだ(下の図参照)。これを利用して視力回復を実施するのが「ガボール・アイ」である。



「ガボール・パッチは、ホログラフィーの発明でノーベル物理学賞を受賞したデニス・ガボール博士が考案したものです。そして、カリフォルニア大学の研究機関がその仕組みを使い、視力改善効果を実証しました。私が初めて見つけたエビデンスがある視力回復法でした。



また、アメリカのカンザス大学で行われた研究では、年齢を問わず全員の視力が向上。近視の人は平均視力0.4から0.6に。老眼の人は平均視力0.3から0.6になったというデータが。2017年にはニューヨークタイムズに、脳を鍛えることで老眼も近視も視力が向上する、という記事も掲載されました」(平松先生、以下同)



■平均視力が0.2アップ! 7割の人が視力向上したという結果に!



このトレーニングは基本的に、何種類ものガボール・パッチの中から、模様が同一のペアを見つけるもの。あいまいな模様を判別する際に、脳の視覚野が刺激され、脳の「視力を補う力」が高まることで視力改善につながるという。



では、なぜ脳の機能を向上させると視力が改善されるのだろうか。



「モノを見る際、私たちは目だけを使っているのではなく、目と脳を連携させています。まず、目でモノの情報を拾いますが、そのときはまだボンヤリした状態。そして、情報を伝えられた脳がいわば、“手振れ補正”の処理をします。その処理が正常に行われて初めて“見える”ことになるのです。ですから、その処理能力を上げれば、モノが見えやすくなるわけです」



ちなみに、平松先生自身の研究データでもしっかり効果が確認されている。



「老眼や近視などの方を対象に、1日3〜10分・2週間程度のトレーニングをしていただきました。すると、7割の人が視力向上したという結果が出たのです。その平均は0.2アップとなりました」





■目の性能自体を上げるのではなく、脳の処理機能を向上



今回紹介する千円札トレーニングは、目の性能自体を上げるのではなく、脳の処理機能を向上させるのだ。



「老眼や近視で目を細めて見ることも、できるだけ鮮明にモノを見ようとする行為ですが、こちらはむりやり目のピントを合わせているだけで、実際は脳を使えていないため、まったく別の行為です。



ガボール・アイは、目ではなく脳の処理機能を高めるため、老眼・近視の両方に効果的なのです」



千円札トレーニングは、ガボール・パッチ理論をもとにした平松先生が考案したセルフケアで、視力回復ガボール・アイの1つの方法だ。



ガボール・パッチと同様に少し見づらいお札の透かし部分を見ることで、ぼやけた画像を鮮明に補正する脳の機能を高めてくれるという。



「疲れが出やすい就寝前に行うのがおすすめですが、やればやるほど効果が期待できるので、早く視力をアップさせたい人は、1日に何度か行う(上限10分)のがいいですね」



■老眼を放置していると認知症リスクも高まる



ところで、近視は眼鏡をかけて対処することが多いが、老眼は仕方がないと放置しがちだ。しかし、老眼をそのままにしておくと、眼精疲労を引き起こし、肩こりなどの体調不良にもつながるという。そして――。



「ヒトは物事を判断するときに約8割の情報を視覚から得ています。そのため、老眼などで見えづらくなることで脳に送られる情報が大幅に減り、認知機能が低下するため、認知症リスクも高まってしまうのです」



たかが老眼、されど老眼なのだ。平松先生はさらにこう話す。



「老眼の進行をいかに遅らせるかで人生の質は大きく変わります。老眼や近視の回復だけでなく、予防としても千円札トレーニングを実践してほしいですね」



そのトレーニングは、イラスト1を参考に行ってほしい。



(1)千円札を両手で持ち、目から20?30cm離しや目の高さで中央の透かしの肖像画を見つめる
(2) 視線を保ったまま、透かしの絵が見えるギリギリの位置までお札を下げ、30秒キープ
(3)ゆっくり目の高さまでお札の位置を戻し絵を確認。


※1〜3を10回ほど繰り返す



なお、今回は千円札を使っているが、中央の透かしの肖像画を見ることがポイントなので、五千円札でも1万円札でもOKだ。



また、透かしを見るという簡単なものだが、ボーッと眺めるだけではダメ。約3分間は集中して透かしを見つめることが重要だ。早ければ、1週間で視力回復を実感する人もいるが、できればまずは、2週間は続けよう。



平松先生のもとには、視力が改善した人のたくさんの事例がある。



「老眼で、本や新聞を読むのもツラかったが、千円札トレーニングを2週間続けたところ、老眼鏡がなくても本が読めるようになった、という60歳の女性もいます」



また、1日に2回、トレーニングをしていた50代の女性からは、視力が4週間で0.7から1.0になったとの報告も。40代の女性の場合は、近視の右目が0.7から1.2、左目が0.4から1.0になったという例もある。



なお、千円札トレーニングは、眼鏡やコンタクトをして行ってもよい。ぜひ一度お試しあれ!

動画・画像が表示されない場合はこちら

動画・画像が表示されない場合はこちら



    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定