“魔女・魔法使い”キャラといえば？ 3位「魔女の宅急便」キキ、2位「葬送のフリーレン」フリーレン、1位は「東方」霧雨魔理沙

毎年4月30日から5月1日にかけて、ヨーロッパでは「ヴァルプルギスの夜」と呼ばれるお祭りが開かれます。
これは中欧や北欧に伝わる伝統行事のひとつで、魔女たちが一堂に会し、集会を開くとされる伝説でよく知られています。


アニメやゲームにも、魔女や魔法使いのキャラクターは数多く登場します。あらゆる魔法を自在に操る実力者から、まだまだ修行中の見習い、古文書を読み漁る研究者、ほうきで空を飛び回る配達人まで、描かれ方は多彩です。


そこでアニメ！アニメ！では「“魔女・魔法使い”キャラといえば？」と題した読者アンケートを3年半ぶりに実施しました。4月18日から4月22日までのアンケート期間中に530人から回答を得ました。
男女比はほぼ同数。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代、30代、40代がそれぞれ約15パーセントでした。


■大魔法使いから見習いまで 魔女キャラが勢揃い！

第1位

1位は『東方Project』の霧雨魔理沙。支持率は約11パーセントで、前回の5位からランクアップしました。

霧雨魔理沙は何でも屋・霧雨魔法店を営む魔法使いです。「魔理沙はたくさんの二つ名を持っていますが、代表的な“普通の魔法使い”をはじめ、ほとんどに“魔法”という言葉が入っていて、一番に思い浮かびました！」や「白黒の衣装にとんがり帽というビジュアルが魔女そのもの。高火力な魔法を軽々とぶっ放す豪快な性格や、博麗霊夢との軽快な掛け合いが大好き」、「住んでいる場所が魔法の森で、能力も“魔法を使う程度の能力”。原作だけでなく二次創作でもよく知られているので」と、ビジュアルや能力、知名度の高さから、多くの票を集めました。

第2位

2位は『葬送のフリーレン』のフリーレン。トップとはわずか数票差でした。

フリーレンは魔王を倒した勇者パーティの一員で、長寿を誇るエルフの魔法使いです。「500年以上生きた大魔族と戦ったときの、“お前の前にいるのは、千年以上生きた魔法使いだ”というセリフが勇ましい。でも朝が苦手だったり、ミミックに引っかかったり、弟子のフェルンに髪を結ってもらったり、ズボラなところもあるギャップが憎めない」と、多くの魅力を持つ主人公がランクイン。
なお同率15位にはフェルンが登場。「フリーレンも強いけど、そんな彼女に認められた次世代の魔法使いだから。一級魔法使い試験にも受かりましたし」と、弟子の成長を期待する声も届いています。本作は2026年1月からTVアニメ第2期が放送予定です。

第3位

3位は『魔女の宅急便』のキキ。支持率は約8パーセントで、前回の2位から一つ順位を下げました。

キキは一人前の魔女になるため知らない街で一人暮らしを始める13歳の少女です。読者からは「映画公開時はキキと同年代で、思春期の揺れる気持ちにシンパシーを覚えました。空を飛ぶ魔法しか使えないけれど、その力で多くの経験を積む彼女は、魔女キャラの中でも最も身近でリアリティを感じられる存在ではないでしょうか」や「日本で魔女といえば、やっぱりキキ！ 魔女にとってお馴染みのとんがり帽ではなく、赤いリボンなのがキキらしくて可愛い」、「どんな荷物でも、たとえ大雨でもへこたれず、宅急便の仕事を頑張って気丈に振る舞うキキが好き！」といったコメントが寄せられており、世代を超えて支持されていることがわかりました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『魔法つかいプリキュア！』十六夜リコ／キュアマジカルには「人間のみらいも魔法が使えるようになりますが、リコは魔法界からやってきた生粋の魔法つかい。続編では魔法学校の先生として後進の指導に励んでいました」。
『魔女の旅々』イレイナには「大きな帽子とローブという魔女らしい見た目はもちろん、洞察力も優れた天才少女。腹黒だけど何だかんだで義理堅いところも魔女のイメージにぴったりです」。

『株式会社マジルミエ』越谷仁美には「魔法少女がベンチャー企業の社員という世界観が新鮮。ヤンキーっぽい見た目でサバサバした性格ながら後輩の面倒見は良く、社長からも頼りにされています」。
『ウィッチウォッチ』若月ニコには「魔法を使ってもミスばかりのドジッ子ですが、人の役に立とうと頑張る姿が可愛らしい。第3話では魔法が失敗して、OPアニメが大変なことに……」と、2025年春アニメの主人公にも投票がありました。

2025年版では、知名度の高い人気シリーズから往年の名作、近年注目を集める新作まで、多彩な魔法使いたちがランクイン。3年ぶり半のアンケートのため、新たなキャラクターも存在感を放つ結果となりました。

■ランキングトップ10

[“魔女・魔法使い”キャラといえば？ 2025年版]
1位 霧雨魔理沙 『東方Project』
2位 フリーレン 『葬送のフリーレン』
3位 キキ 『魔女の宅急便』
4位 若月ニコ 『ウィッチウォッチ』
5位 イレイナ 『魔女の旅々』
6位 めぐみん 『この素晴らしい世界に祝福を！』
7位 十六夜リコ／キュアマジカル 『魔法つかいプリキュア！』
8位 鹿目まどか 『魔法少女まどか☆マギカ』
8位 春風どれみ 『おジャ魔女どれみ』
10位 朝日奈みらい／キュアミラクル 『魔法つかいプリキュア！』

（回答期間：2025年4月18日〜4月22日）




■ランキングトップ20

[“魔女・魔法使い”キャラといえば？ 2025年版]
1位 霧雨魔理沙 『東方Project』
2位 フリーレン 『葬送のフリーレン』
3位 キキ 『魔女の宅急便』
4位 若月ニコ 『ウィッチウォッチ』
5位 イレイナ 『魔女の旅々』
6位 めぐみん 『この素晴らしい世界に祝福を！』
7位 十六夜リコ／キュアマジカル 『魔法つかいプリキュア！』
8位 鹿目まどか 『魔法少女まどか☆マギカ』
8位 春風どれみ 『おジャ魔女どれみ』
10位 朝日奈みらい／キュアミラクル 『魔法つかいプリキュア！』
11位 逆先夏目 『あんさんぶるスターズ！』
12位 メグ・ラズベリー 『ある魔女が死ぬまで』
13位 千代田桃 『まちカドまぞく』
13位 陽夏木ミカン 『まちカドまぞく』
15位 イギリス 『ヘタリア Axis Powers』
15位 木之本桜 『カードキャプターさくら』
15位 フェルン 『葬送のフリーレン』
18位 天川薫子／マジアサルファ 『魔法少女にあこがれて』
18位 花菱はるか／マジアマゼンダ 『魔法少女にあこがれて』
18位 水神小夜／マジアアズール 『魔法少女にあこがれて』
18位 モモ 『マジックキャットアカデミー』

（回答期間：2025年4月18日〜4月22日）

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。