バスケットボール男子で24年パリ五輪(オリンピック)代表の富永啓生(24=マッドアンツ)が1日、日本のBリーグへの素直な思いを明かした。
米NBA下部Gリーグでのシーズンを終えて帰国。オンラインで取材に対応し「ルーキーシーズンで信頼を勝ち取るために、日ごろの練習からアピールして、信頼してもらえるようにならないといけなかった。一番の大きな壁だった。どれだけ短い時間でアピールできるかが重視されていた。1本のシュートに対する重みは実感したシーズンになりました」と振り返った。
今季は14試合に出場し、平均5・4得点。2月13日スクワッドロン戦の17得点が最多だった。2月のGリーグオールスター戦では河村勇輝(ハッスル)と同じチームで出場。毎日のように連絡を取り合っているといい「バスケットの話も、プライベートの話もしています」とほほ笑んだ。
日本代表としては8月にサウジアラビアで行われるアジア杯への出場に意欲を示し、目標のNBAに向けてサマーリーグに参加する考えを持つ。同じ01年生まれの河村はBリーグからNBAへとステップアップしており「Bリーグのレベルアップには気づいています。河村選手がそういうところでやってきたのもある」。将来的なBリーグでのプレーについて「日本のリーグが大きくなっているのは実感しています。アメリカでも見られる範囲で見ている。いつかプレーしたいのはあるし、その中でNBAの目標は変えずに、とは思っています」と見据えた。
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