
相次ぐ食品の値上げ、でも好調なワケとは?
【写真でみる】「私たちにとっては大した問題じゃないわ。だって…」
キットカット値上げも「私たちにとっては大した問題じゃない」5月に値上がりする食品は、ハムやソーセージなどの加工食品に加え、カレールーなどの調味料や、お菓子にコーヒー、あわせて478品目です。
「キットカット」も5月1日から、大きな袋に入った11枚入りの商品が、希望小売価格685円から788円に値上がりします。
都内にあるお菓子の専門店では、外国人のお客さんが「キットカット」を次々と手にとっています。
外国人客
「13か14袋くらい買ったかな。イチゴミルクと抹茶、そしてイチゴケーキ味とか」
外国人客
「ニューヨークだと、ホワイトチョコレートと普通のチョコレートしかないの。だから、抹茶とかストロベリーとか全部食べてみたいし、買って帰りたい」
「キットカット」は日本ならではのフレーバーがあるということで「ニッポンみやげ」の定番として人気ですが、値上げについて聞いてみました。
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外国人客
「私たちにとっては大した問題じゃないわ。だって、ニューヨークで買う方がずっと高いんだから。日本のキットカットは安いわ」
井上貴博キャスター:
ラーメンの「一蘭」もいまは外国人が多く、入店したら、自分以外のお客さんが全員外国人だったことがあります。
売上高も2015年度は146億円でしたが、2024年度は432.8億円に増えていますが、4月1日から1080円に値上げもしていて、1000円を超えました。
チェーンストア研究家の谷頭和希さんは、「日本の『一蘭』は海外に比べ、安くおいしいため、外国人観光客を中心に人気が根強い。値上げをしても売り上げは好調」だと話しています。
ターゲットは日本人ではないのかな、というのは感じますね。
出水麻衣キャスター:
私たちにとって、「ぜいたく品」になってしまう日が来るかもしれない、と思うとすこし不安で、悔しい気がしますね。
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