マンU指揮官が得点量産中のギェケレシュに言及…求めているのは“忠誠心”

　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、獲得を噂されるスポルティングのヴィクトル・ギェケレシュについて言及した。4月30日、イギリス『デイリーメール』など複数メディアが、同指揮官のコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第34節が終了時点で、総得点数「39」に留まるマンチェスター・ユナイテッド。今夏の移籍市場では、前線の補強を噂されており、すでにウルブスのブラジル代表FWマテウス・クーニャの獲得に近づいているとの報道もある。

　そして、アモリム監督が2024年11月まで率いていたスポルティングのスウェーデン代表FWギェケレシュと再会する可能性も取り沙汰されている。ギョケレシュは昨シーズン、公式戦43ゴールを挙げる大活躍を披露。ビッグクラブから注目を集める存在になると、今シーズンもその勢いは止まらず、ここまで公式戦52得点を決めている。

　アモリム監督は、ギェケレシュを獲得する可能性について問われると、「彼とは話をしていない。もしチャンピオンズリーグに出場するためだけにマンチェスター・ユナイテッドに来たいと思っているのであれば、加入しないだろう」とコメント。「私たちが求めているのは、特定の大会に出場したい選手ではなく、マンチェスター・ユナイテッドの代表としてプレーしたい選手だ」と語り、クラブに対して忠誠心を持った選手を迎え入れたいとの考えを示した。

　またギェケレシュの契約解除金は1億ユーロ（約164億円）と報じられているが、スポルティングは今夏、6000万ユーロ（約98億）から7000万ユーロ（115億円）程度の移籍金でオファーを受け入れる可能性があるようだ。