今季フル稼働のクンデ、CLインテル戦でハムストリングを負傷…約3週間の離脱か

　バルセロナは5月1日、フランス代表DFジュール・クンデがハムストリングを負傷したことを発表した。

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝ファーストレグが30日に行われ、バルセロナはインテルと対戦した。バルセロナは、開始約30秒で先制点を許すと、続く21分にも失点。しかし、前半のうちにラミン・ヤマルとフェラン・トーレスの得点で2−2で試合を折り返す。64分に勝ち越し弾を許したものの、1分後に得点を返し、3−3で試合は終了。スーパーゴールの飛び交ったファーストレグは痛み分けで終わった。

　この試合でスタメン出場を果たしたクンデだったが、ハムストリングを負傷。42分にエリック・ガルシアと交代し、ピッチから退いていた。そしてバルセロナは1日、「クンデのハムストリング損傷を確認した」と検査結果を公表。復帰時期については明かしておらず、「経過次第となる」と伝えた。

　スペイン『ムンド・デポルティーボ』は、スペイン代表DFアレハンドロ・バルデがラ・リーガ第31節レガネス戦で負傷したものと同じケガであると指摘するとともに、「クンデは約3週間欠場するだろう」との見解を示している。

　クンデは今シーズン、ラ・リーガ第33節マジョルカ戦では、コパ・デル・レイ決勝戦へ向けた温存のため出場がなかったものの、それ以外の試合ではすべてプレー。ここまで公式戦53試合に出場とフル稼働をしていたが、シーズン終盤での離脱となってしまった。