米ゼネラル・モーターズ(GM)のロゴ(AFP時事) 【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、2025年通期の業績に対するトランプ関税の影響は40億〜50億ドル(約5800億〜7300億円)に上るとの見通しを明らかにした。コスト削減などで3割以上相殺することを目指すものの、業績予想を下方修正した。
車両価格に関しては、北米全体で従来は24年比1〜1.5%の引き下げを予定していたが、関税の影響を踏まえ、0.5〜1%の値上げを見込む。純利益見通しは、従来の「112億〜125億ドル」から「82億〜101億ドル」へと大幅に引き下げた。