陥没事故の下水道管内で安全を確認する作業を行うために酸素ボンベやマスクを装着する警察官や消防隊員ら=1日、埼玉県八潮市 埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した事故で、運転手の男性(74)とみられる遺体が見つかったことを受け、男性の家族は2日、「大好きな父が突如としていなくなってしまった事実を、いまだに信じることも受け止めることもできない」とするコメントを県警を通じて出した。
家族は男性について「とても優しく温厚で、かけがえのない存在。孫が生まれ愛情を注ぎ、ひ孫が生まれさらにたくさんの愛情を注ぎ、これからの成長をとても楽しみにしていた」とつづった。
男性の勤務先の運送会社もコメントを公表。「とても優しい運転をするムードメーカー的存在で、事務所も自然と笑顔に包まれていた。なぜこのような悲惨な事故に巻き込まれなければならないのか、心の整理がつきません」とした。