ヨーロッパリーグ（EL）準決勝・ファーストレグが5月1日に行われ、トッテナムはボデ／グリムト（ノルウェー）と対戦。1分にブレナン・ジョンソンが先制点を決めると、34分にはマディソンが追加点をマーク。さらに、61分にはソランケがPKを沈め、83分には1点を返されたものの、3−1で先勝した。
決勝進出に向けて大きな勝利を手にしたトッテナムだが、この試合では65分にマディソンが負傷交代となったほか、75分にはソランケも交代を余儀なくされる事態となっていたことから、両選手の状態には注目が集まっている。
試合後、マディソンとソランケの様子について聞かれたポステコグルー監督は「2人とも何か引っかかるものを感じていた。だから、交代させて彼らを少し守ることが理にかなっていた」と説明しながら、次のように続けた。
「マディソンはひざにひねりを感じたが、深刻なものではないようだ。ソランケも大腿四頭筋に似たような痛みを感じていたけど、2人ともそれほど深刻なものではない感じだった。ただ、その時点で交代させるのが賢明だと判断した」
また、前半だけの出場にとどまったブラジル代表FWリチャーリソンについてもポステコグルー監督は「ケガはしていない。ただ戦術的な問題だ。前半は素晴らしい仕事をしてくれて、まさに私たちが期待していた通りのプレーだった。しかし、後半は試合の流れが変わると予想して、マティス（・テル）を投入した」と負傷交代ではないことを強調した。
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