羽根(ブレード)が折れて落下した風力発電の風車=2日午後、秋田市 2日午前10時15分ごろ、秋田市新屋町の新屋海浜公園で、「風車のプロペラが落下している」と通行人から119番があった。消防が駆け付けると、風力発電の羽根(ブレード)が1枚落下し、付近で男性が頭にけがをして意識不明の状態で見つかった。男性は搬送先の病院で死亡が確認され、県警が落下した羽根との関連を調べている。
県警によると、男性は同市新屋元町の無職宍戸敬さん(81)。宍戸さんは落下した羽根から約1メートル離れた場所で見つかった。
秋田地方気象台によると、秋田市内には同日朝から強風注意報が出ていた。